BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

とある科学の超電磁砲T 第23話 『憑依』感想: ギャグとバトルのバランスがバッチリで、いやー、とてもオモシロイ!

2020-09-11 23:47:27 | 超電磁砲/禁書目録
いやー、これ、いいねぇ。

リーダーのレベル5相手にしてのチキンな動揺で大笑いしつつ、

ゴーレム化、メカ恐竜化するドッペルゲンガーと美琴のバトルに舌鼓を打つ感じw

ていうか、作画もものすごくいいね!

なんか、超電磁砲、というか、美琴、ものすごい恵まれてるなぁ。

今回、リーダーの相手も、ドッペルゲンガーの相手も、みさきちの相手も、全部、美琴がしているわけだけど、全部、いい感じに流れているし。

しかし、これはやっぱり、このドッペルゲンガー事件は、この一晩のうちに解決しそうだな。

なんか、それもいいんだよね、深夜の大事件!って感じで。

しかも、美琴の場合、前はアクセラレータとシスターズの件で、ボロボロになっていたわけだけど、今度は、自分で立ち向かっていく感じでしょ?

でも、これ、最後まで、ドッペルゲンガーvs美琴、の1対1のガチバトルで終わるのかな?

それとも、それぞれ増援が現れるのかな?

まぁ、何らかの形で操歯涼子が絡んでくるのは間違いないとしても。

それにやっぱり、インディアンポーカーで睡眠中の学園都市の学生たちも絡んでくるんだろうなぁ。

なんかあの様子だと、スカベンジャーのリーダーも、なんだかんだ言いながら、美琴から依頼されたら頼みを聞きそうだし。

どうやら、リーダーたちスカベンジャーの面々は、とにかく「承認欲求」に飢えているようだから。

あくまでもジャッジメントだと美琴に思われた頼られたらころっといきそうw

まぁ、みさきちも、遠隔で美琴と操歯涼子の間をつなぎそうだしね。

というか、状況的に見たら、美琴がドッペルゲンガーにつきっきりにならざるをえないだろうから、みさきちは、操歯涼子のフォローに回るんだろうな。

なんだったら警策も駆り出されそうな気がするし。

そういう意味では、黒子や初春、佐天さんは、どうするのだろう?

黒子たちが出てこないようなら、このままスカベンジャーは美琴にとってジャッジメントとして見られていくんだろうな、このドッペルゲンガー事件が終息するまで。

いやーでも、ほんとオモシロイよ、これ。

なんか、スカベンジャーくらいの三下・暗部だと、ちょっとぐれっちゃた子たちがゲーセンにたむろしているくらいの感じで、ちょっと微笑ましい。

これで彼らも少しは更生されるといいのだけど。

あ、でもそれはないかなーw


それはともあれ、あのメカ恐竜のような形態になった美琴がどう挑むのか。

圧倒的質量に対して、レールガンでどう戦うのか。

ドッペルゲンガーも、美琴の闘いながら相手を分析するクレバーさにしたをまいていたからな。

次回も一進一退!って感じで進むのかな。

あとは、空中のステルス飛行船だよな。

あの中にあるデータセンターのデータは、どこまでドッペルゲンガーに影響を与えるのか。

たとえば、そのデータセンターを破壊してしまえば、ドッペルゲンガーを停止させることができる・・・とかあるのかな?

アクセラレータにとってのミサカネットワークのような関係なのかね。

それとも、単にドッペルゲンガーは自分のバックアップデータを破棄させたいだけなのか?

どちらにせよ、飛行船の扱いが重要。

あ、そうか、もしかしてそちらにスカベンジャーが向かうのか?

どちらかというと、操歯涼子が先に向かいそうだけどね。

しかし、空への足は誰が確保する?

うーん、とにかく先を想像すると面白そうでたまらないゾ!

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第10話『颯爽と、平塚静は前を歩く。』 感想: で、ホントのところ、このお話は何がしたいの?

2020-09-11 14:17:25 | 俺ガイル
うーん、雪ノ下家のひとたちが、母も姉も雪乃もなにがしたいのか、まったくわからん。

てか、これ、プロム、必要だったのか?

なんか、もうこれ以上、話をほじくり返すのも面倒だから、いろはすと仲良くしていく、というのでいいんじゃないの?って、真剣に思ったよ。

だって、相手との間合いをちゃんと計算しながら、推したり引いたりできるのっていろはすしかいないじゃん、あの中だと。

だいたい、なんで姉は、あんな私は20年間、我慢したんだからあんたたちも相応のこと、みせてくれないと、協力してあげない、ぷん!、みたいな態度を採るの?

いや、ここまでお話が見えないとマジで苦痛だ。


まぁ、今のリゼロもそうだけど、あまりにラノベのほうが、自由形を求めすぎて、もうそのままの構成だとアニメになんかしてもイミフなものしかできない世界に至ってるね、これは。

もう最初からネトフリで全話配信されるような形で作り直さないと面白いものも面白くなくなって、業界がジリ貧になるだけじゃない?と思ってしまった。


ともあれ、雪乃もめんどくさいけど、それ以上に、雪ノ下姉のこじらせ方が異常でしょ。

一体、あの姉はなにをするために登場したんだろう?

単に悪魔の声を代弁するキャラを出したかっただけなのかな?

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魔法科高校の劣等生 第32巻 サクリファイス編/卒業編 感想

2020-09-11 10:18:58 | さすおに
お兄様もとうとう最終巻。
ラスボス光宣との決着は着くのか?
水波は救われるのか?
ほのかと一条にはワンチャンあるのか?
あれ、そういえば、七草真由美はどこへ行った?w

とまれ、スペース、空けときます。



























































確かに最終巻なのだけど、すでに続編と新編の2本のスピンオフ、すなわち「お兄様無双の続編」と「魔法科高校生の新編」が用意されていることが公表されているので、単に、達也と深雪たちが高校を卒業する、というだけの話だった。

てか、来月には早くも、卒業後の達也たちを描く「メイジアン・カンパニー」が刊行される。


ということで、確かに最終巻なのだけど、どちらかというと31巻の「未来編」の長いエピローグ、後日談、落ち穂拾い、を読まされているという感じ。

全編が、ただひたすら、のっぺりと、だらだらと、事実の推移が書かれているだけ。

ラスボスだ!と前から言っていた光宣との最終決戦にしたって、何の盛り上がりもないまま、終わっちゃったし。

いや、そりゃ、もう続編が出る、ってことまでわかっているから、達也が勝つ出来レースであることはわかっているから、達也が勝つに決まっているんだけどさ。

にしたって、もう少し、勝負が拮抗する形にしてほしかった。

でも結果は、光宣に、あれ、この数ヶ月でさらに達也さん、腕上げた?、僕、もう彼には届かない?って、勝負しながら思わせるのだったら、わざわざ光宣をラスボス!なんてもちあげてこなければよかったのに。

しかも、結局、光宣の目的は、水波を活かすために自分を達也にうまく殺してもらうことだっとかいう、鼻白む様な結論で。

光宣は、自分の霊体ごとパラサイトになって、その姿で水波の脳に常駐して水波の魔法回路の暴走から守ろうと計画したのだけど、問題は、パラサイトは自殺できない、だから、達也に殺してもらおうと考えた、というのだから。

はぁ、いつの時代の昼ドラだよ? 韓流かよ?

今まで散々、軍事的で右翼的な表現を書き続けた作者が、光宣と水波については韓流顔負けの昼ドラでけりをつけるのだから・・・

本当、この作者、文章が下手。構成も下手。

同じタイミングで『アクセル・ワールド』の25巻を読んだ後だと、余計にそう思う。

なんだかんだいって、川原礫は、どう物語を語るかということに相当神経を使っている。

でもそんな工夫は、結局、お兄様のシリーズではついぞみられなかった。


で、そんな光宣に対して、達也は達也で、光宣からパラサイトを遊離させお祓いしようとしていたのだから、達也も随分、甘くなったよなぁ。

で、結局、水波もパラサイトになることを選択して(笑っちゃうのは、一瞬で水波はパラサイトになってしまったこと!)、で、光宣と水波の二人で、一緒に事実上の死として、冬眠魔法を自分たちにかけて、社会からは外れておしまい。

マジで韓流w マジで昼ドラw

で、その冬眠したパラサイトの二人を、今度は、達也、深雪、リーナの3人で、宇宙船に乗せて衛星軌道上に隠れ家を作ってやる、という優しい世界w

しかも、そこで一応、懸案の恒星炉が活かされるというオチ。

一応、達也の思惑通り、恒星炉は魔法師の人生を変えた、というオチ。

達也からすれば夢の第一歩が達成されたことになる。

ほんと、優しい世界だよ。


その意味では、一応、一番の見どころは、我が道を歩むと決め込んだ達也が、十師族会議で、老人たちを一蹴したところね。

あそこは、「魔法師の人生は自由であるべきで、魔法師だからという理由で国家権力の監視下に自動的の置かれるのは不当である」という、これもまた達也がかねてから主張してきた「彼の正義」を貫徹したところではあった。

結局、達也の場合、偉い爺さんやオヤジたちを蹴散らすところが一番胸がすくわけで。

その分、いつまで経ってもおこちゃまで実はチキンな一条将輝とのやりとりは、達也まで、その一条のおこちゃまぶりにつきあわされることになるので、本当に蛇足。

もうさー、一条とかいらないから。

たのむから、メイジアン・カンパニーでは一条は出さないでほしいのだけど、でも一条も魔法大学進学で上京してきたから、これからもときどき森崎程度にはやられ役としてでるのかもね。

一条を出すなら、まだ十文字や真由美や摩利を出してほしいくらいw


でもまぁ、今回の最大の笑いどころは、元老院!だろうね。

で、葉山さんが、その「元老院(笑)」のエージェントだったってところ。

唐突に明かされたこの設定は、間違いなくメイジアン・カンパニーのためなんだろうなぁ。

だって、八雲師匠も結局、この元老院の指示で動いていたようだしw

要は、元老院の「御庭番」。

メイジアン・カンパニーもその御庭番の加わるようだし。

そのために、響子さんも四葉にスカウトされてたしw

ということで、要は、今までの高校編で人気があったキャラだけ集めて新規に「達也組」を作って活躍させる、というのが、続編の大筋なんだろうね。


しかし、それにしても、いまさら、元老院って、なにさw

上には上がいる、ってことだけど、なんか、四葉の不気味さも随分と落ちたなぁ。

政府を超える国家の守り人w いわゆるディープステイトってことじゃん。

マジで、作者は陰謀論者で、これじゃ、ただのネトウヨ養成ラノベじゃないか。

葉山が元老院から派遣されたエージェント、なんて話、もう後付も後付の設定で、笑うしかないw

葉山ってどんな魔法を使うのだろう? それはそれでみてみたいけど。

どんどん、四葉真夜の怖さが減じていくw


ともあれ、一応、「完」。

にしても、「来訪者編」からここまでパラサイトが便利なネタに使われるとは思わなかったw

ほんと、「来訪者編」がピークだった。

以後の展開は全てが茶番で蛇足。

そういう意味での「完」だった。

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