BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第10話 『友達の彼女』 感想

2020-09-12 19:00:46 | かのかり
あ、栗林へのフォロー回、マジでやったんだ。

これ、原作を読んだときも、ここ本当に必要か?と思ったところだったので、ちょっとビックリ。

尺の足りないアニメでやるところじゃないんじゃない?

ただ、まぁ、和也のこういう周りの人間の気持ちに敏感なところを、千鶴が気づくための取っ掛かりの一つとしては必要なんだろうけど。

でも、なくてもこなせたからなぁ。

別にこの栗林へのフォローがなくても、千鶴は墨ちゃんを和也に任せたと思うし。

それよりも、やっぱり気になったのは、自分が借りたレンカノを、そのままレンタルさせるかな?

いやまぁ、もちろん合法なんだろうけど、でもなぁ。

正直、和也の発想自体が今ひとつ理解できなかっった。

もちろん、栗林が千鶴に対して、レンタルした相手に本気になったりしないよな?と問いかけさせることも目的だったと思うのだけどね。

なんとも微妙な回。

ともあれ、次回、ようやく墨ちゃん登場か。

いまや、墨ちゃんなしには物語が進まなくなってるからな。

困ったときには妖精・墨ちゃんに相談!が和也の定番だから。

ということで、まぁ、次回。

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とある科学の超電磁砲T 第23話 『憑依』感想2: あれ、ドッペルゲンガーの「憑依」って科学というよりもむしろ魔術っぽくない?

2020-09-12 00:19:45 | 超電磁砲/禁書目録
そうそう、23話の感想1では書き忘れていたけど、ドッペルゲンガーの「憑依」って、実質的な物質操作能力だったんだな。

だから、ゴーレムとか、メカ恐竜のような、物質を固めて外装のように扱うことができたのだけど。

でも、これさ、なんだか魔術っぽいよね?

それこそ魔術によるゴーレム操作に近い。

なんていうか、前の『竜王の顎』のあたりでもそんな話をしていたように思うけど、そもそも学園都市の「科学」って、アレイスター流の魔術、すなわちMagickじゃない?

で、まぁ、きっと、科学のパーソナルリアリティを極めて、今回のドッペルゲンガーのような物質操作を行う能力はきっとあるのだろうけどさ。

まぁ、美琴の砂鉄鞭とかもそれに近いし、なんだったら、スカベンジャーのナルもそれっぽいけど。

でもそれらの能力も、実は、ドッペルゲンガーのいう「魂の憑依」のような形で動いているとなると、ちょっと面白いよね。

実は、ドッペルゲンガーの魂って、AIM拡散力場と能力者のやり取りの「実体」みたいなものなのかもね。

であれば、たしかに操歯涼子のいうように、ドッペルゲンガーの「魂」は危険だ、というのもわかる。

あ、そうか、そういう意味では、風斬氷華と近い存在なのかもしれないね。

そうなると、みさきちが「魂の重さ」の話を出して、それはオカルト!とか散々言っていたわけだけど、むしろ、科学がオカルトを経て魔術に至る、という点で、アレイスターのMagickのあり方を正しく魅せているようにも見える。

そういう意味では、ミサカネットワークもそれに近いかも。

あ、そうか、だからアレイスターは、美琴よりもミサカネットワークの方を重視したのか。

ミサカネットワークの存在が、すでにMagickの具体的あり方の一例になっている。

いや、そうなると、新約の『禁書目録』のほうで出てきた「総体ちゃん」は、ドッペルゲンガーとは逆で、ネットワークの方から「魂」的なものが創発した、という風に考えることもできるのか。

なんか、ちょっとおもしろくなってきた。

こうなると、むしろ、操歯涼子が用意したインディアン・ポーカーがどういう形で、ドッペルゲンガーの「魂」をなだめるものになるのか、気になってくるw

これ、もしかして、ドッペルゲンガーって、当初想像していたよりも『超電磁砲』の、というよりも『禁書目録』の世界の秘密と解く鍵の一つのようにも思えてきた。

ということで、最終的にどう落ち着くのか、とても気になってきた。

いやー、マジで、このドリームランカー編、面白い!

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