BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第175話 『2131年』 感想

2020-09-10 21:59:04 | UQH/ネギま!
ええええええ!!!!!!

これは確かに新章突入だわ。

まさか、冥王星だっけ?でのヨルダ戦をせずに、いきなり43年後になるとは思ってなかった。

要は、いざ行かん、ヨルダ討伐へ!というところで、敵?からの襲撃を受けて、どうやらUQHが全滅?したのかな?

もしくは、刀太だけ43年後に飛ばされた!ということは、他のUQHの面々もまた、それぞれ別々の時間に飛ばされた!ってことかな。

しかも、刀太が右腕を失っているということは、太陽系からの魔力供給が絶たれているということだから、本来、刀太がいないはずの並行世界に飛ばされた、ということなのかな?

なんで、そこにこだわるかというと、途中で、わざわざニキティスがダーナのことを「狭間の魔女」と呼んで、複数の並行世界を等価に観測している化け物だ!なんてことを説明していたから。

となると、考えられるのは、このUQH襲撃を画策したのがダーナであった可能性。

もう一つは、この多分、43年後の太陽系魔力供給を受けられない地球に飛ばされた刀太を元の世界に戻す役割を、師匠ダーナが担ってくれる、ということ。

要は、ダーナがラスボスか?、唯一の味方か?、ってこと。

って、その差は、物語の展開上、大きいけどね。


とりあえず、最後の襲撃場面で、まずキリヱが毒を盛られたのは、単純に彼女に能力による「死に戻り」を封じることだったのだろうね。

それで、全員を時の彼方にそれぞれ追いやってしまう。

まぁ、ダーナという時空を飛ぶ存在が早い時期に出てきたのだから、終盤でそのネタを使わない手はないよね、って気もする。

あとは、平行宇宙だとすれば、当然、渡界機の存在を捨て置けないので、そうすると、満を持して超鈴音が登場して、刀太を導くのかな?

気になるのは、結局、このヨルダ討伐の際には、ネギとナギを救出する方法がわからないまま見切り発車してしまったこと。

となると、その形でのヨルダ討伐を拒む政略、つまり、ネギくんをどうしても助けたいと思う勢力がいて、彼らが、ネギくん救済策をちゃんと獲得してから、ヨルダ討伐に向かうべくやり直せ!ということで、UQHを襲撃したのかもしれない。

まぁ、その点でも超鈴音とか、あるいはとうたの世界では死んでいる千雨とか、あるいは、それこそエヴァ、というのもありえる。

とにかく、平行世界の別勢力からの攻撃を受けたことはほぼ間違いないだろうから、今まで登場しなかったネギくんの生徒たちが黒幕として登場する可能性も含めて、襲撃者を探さないといけないことになりそう。

ともあれ、これでようやく終わりか、多分、『進撃の巨人』と同じタイミングで終了か、と思っていたけど、この新章の入り方は、またまだ向こうす2、3年は連載するつもりなんだろうな。

ともあれ、鍵は、平行世界、そして、ダーナと超鈴音、に1万点!賭ける!って感じ。

でも、あのままヨルダ討伐だとちょっと興ざめと思ってはいたので、これはこれで楽しみかなw

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アクセル・ワールド 第25巻 『終焉の巨神』 感想: とうとうホワイト・コスモスの天下が始まる! そして物語はいよいよ「知性間戦争」の謎へ!?

2020-09-10 20:00:54 | SAO/AW
またもや一年ぶりのアクセル・ワールド25巻。
はたして、本当に《白のレギオン編》は終わるのか?
それとも、いつもの「終わる終わる詐欺」で終わるのかw

ということで、まずはスペース、空けときます。













































結論からいえば、一応、あとがきの作者の弁によれば、公式には《白のレギオン編》は終了で、次巻からは《第七の神器編》が始まる!ってことなんだけど。。。

いや、全然、話、終わってないじゃん!

最後にまた、「続く」ってあるじゃん!

てか、シルバー・クロウが、オシラトリ・ユニバースに移籍、ってどういうオチだよ?

しかも、メタトロンも連れて、とは。

まぁ、どうやら、クロウは、メタトロンの《契約者》と呼ばれる存在のようだから、事実上、二人一組のような存在だから、なのかもしれないけれど。。。

途中で、

「跡になってハルユキは、この何でもない、それゆえに尊い一日を、折にふれて思い出すことになる」

なんて一文があったらから、嫌な予感はしたんだけどさ。

ほんと、この作者、上げて落とすゲス野郎wだよねー。


もっとも、次から《第七の神器編》というのだから、いよいよ《ザ・フラクチュエーティング・ライト》の秘密が明かされていくことになるわけで、その現場にクロウを居合わせないと話が進まないから、ってことなんだろうけどねぇ。。。

で、そのブレイン・バースト2039の真相に肉薄しているのは、もはやホワイト・コスモスしかいない、からなのだろうけれど。。。

これ、どうするのだろう?

いや、物語の展開上はよくわかるのだけれどね。

今回の話でいけば、そのコスモスですら、終焉神テスカトリポカを倒す力はない、ってことだし。

つまり、テスカトリポカが全プレイヤーを全損させてゲームを終わらせるための処刑装置であることは知っているけれど、しかし、その対抗策は持ち合わせていない、ということでしょ?

にもかかわらず、クロウは藁をもつかむ思いで、コスモスに、シアン・パイルやグラファイト・エッジ、トリリードの救出をコスモスに頼むしかなかった、ってことでしょ。

でも、最後のページの挿絵にあったコスモスの「笑み」からすれば、クロウの救出作戦を敢行させて窮地に陥らせた挙げ句、クロウの自発的意志でコスモスの軍門に下らせる、というところまで、多分、コスモスは計算していたよね、これ、絶対。

となると、どうやら、コスモスの計画の完遂のためにも、クロウの洞察力は欠かせない、と思っているのかもしれない。

だってよくよく考えたら、今まで、加速研究会のかたちでコスモスがなしてきた悪事をことごとく粉砕してきたのがほかでもないクロウだったのだから。

正確には、クロムディザスターとかISSキットとか、その他諸々の悪事を仕掛けてきたのも、その対応の中で、クロウのような存在が浮き出てくることを待ち望んでいたのかもしれないね。

単純に王たちを全損させて、自分だけレベル10に達して管理者と対面する、ということが目的なのではなくて。

というか、すでに、ハルユキですら、今回、ハイエストレベルのさらに先にあるステージの存在を感知していたようだし。

で、このハイエストレベルの話になると、もうコスモスの傘下の人たちでなければ、ハルユキを導く人たちは見当たらないわけだし。

せっかく、明暗(アイン(クラッド))流の二刀流をグラファイト・エッジに稽古をつけてもらう約束も取り付けたのにね。。。。


にしても、《白のレギオン編》は、どうにも煮え切らない終わり方。

まぁ、これでクロウがオシラトリ・ユニバースに移籍しても、正直、ネガビュの人たちとは全員リアルわれしているから、接触が皆無になる、ということもないはずだから、最初こそ、ギクシャクするところもあるかもしれないけれど、最終的には(っていっても随分先の最終的には、だろうけど)、元の鞘に収まると信じているけどね。

というか、むしろ、そのリアルでの関係性をギリギリのところでつなぐための策が、生徒会選挙、というイベントだったのだろうなぁ。

てっきり、井関さんもバーストリンカーになるのかと思っていたけど、むしろ、この感じだと、ブレイン・バーストのこととは関係ない人物として、ハルユキに助言を与える人たちの一人になっていきそうだな。

まぁ、ネガビュとしばらくは断絶を余儀なくされるだろうから。

ただ、その一方で、今回、途中で、ハルユキは、メタトロンの他に、バリ、ウシャス、シーワンムー、ルドラ、そしてアマテラスの、最上位ビーイング5体と「リンク」がつながってしまったようだから、きっと、メタトロンのようにその5体の《契約者》になるイベントも起こりそうで、そうなったら、多分、オシラトリ・ユニバースのスノー・フェアリーよりもハイエンド・レベルの達人になりそう。。。


ともあれ、もう、格ゲーMMOじゃないよねぇ。

ここからさきは、ひたすら、ブレイン・バースト2039の開発秘話と、その開発の契機となった《知性間戦争》を明かす物語が始まるのだろうな。

で、その過程で、黒雪姫の正体やコスモスの正体も明かされる。

というか、多分、ハルユキは、リアルのコスモスとも出会うのだろうな。

あるいは、もはやコスモスは、ライトキューブだけの存在なのかもしれないけれど。

どちらにしても、それらがSAOのアンダーワールドや、多分、現在進行中のユナイタル・リングと関わることは必至だろうけどね。


今回、グラファイト・エッジは《同位体》だ、という話があったけど、彼が黒雪姫に《SSSオーダ》という星王キリトの紋章と同じ紋章をもつソフトを渡していたことを思えば、多分、グラファイト・エッジが星王キリトか、もしくは無印キリトのフラクトライトの複製体とかであることは間違いないでしょ?

それに、デザインチャイルドで魂も植え付けられた黒雪姫の誕生日の9月30日が、アスナの誕生日と同じなのだから、黒雪姫のほうが、アスナか、もしくは秘密裏に保存されていた星王妃アスナのフラクトライトを植え付けられた可能性は高いだろうし。

アンダーワールドで200年を過ごすうちに、星王キリトと星王妃アスナは、フラクトライトの加齢による摩耗?を避けるために、何度か眠りについた、というし、そもそも星王キリトと星王妃アスナが、アンダーワールドの中で子をなそうとしなかったとも思えない。

だとすれば、二人の子どもフラクトライト=魂が残っていて、それをリアルワールドで定着させる相手を探していた、という可能性もあるわけだし。

それに、黒雪姫が「神邑」の家系であるなら、コスモスのリアルも当然「神邑」の家系にあるのだから、彼女たちの遺伝子的な母が、高校時代にアスナと知り合っている神邑樒である可能性は高いし。

少なくともSAOでは、神邑樒の容姿は黒雪姫の容姿とそっくりなものとして紹介されているし。

ニューロリンカーが、ソウル・トランスレーターの発展型の民生品であることもすでに紹介されているし。

そういう意味では、SAOのユナイタル・リングに出てきた、加速研究会ならぬ仮想研究会の首謀者のムタシーナがコスモスであっても驚かない。


もっともその場合は、コスモスは、多分、神邑樒の魂を定着させたデザイナーズ・チャイルドなのかもしれないけれど。

多分、コスモスがテスカトリポカに喰われたのって、アクセル・アサルト2038か、コスモス・コラプト2040だったと思うし。

だとすると、カムラは、コスモスや黒雪姫を、AA、BB、CCのゲームの被験体として想像したのかも知れないし。


・・・って具合に、とめどなく、SAOとのリンクが広がっていく。

それくらい、このアクセル・ワールドの25巻は正直なところ、新規の設定情報が多い。

というか、多すぎて書きたいことがどんどん出てきてしまうので、一旦、ここで切って、また後で考えたいと思う。

多分、読み直したらもう少し整理がつくだろうし、正直、いくつか忘れている所も多いので、せめてハイエンド・レベルがでてきたあたりから、読み直したら、もう少し見通しが良くなりそうな気がしているから。


にしても、さすがにこの状態で、あと1年待つのはキツイので、せいぜい半年後くらいには26巻を出してほしい。

ただ、この先はどう考えても、SAOのユナイタル・リング編と同時並行で、知性間戦争が起こるところまで、SAOとAWの両方から攻めていきそうだから、ものすごく焦らされることになるのは間違いないのだろうけどね。

でも、悔しいけど、アクセル・ワールドの場合、1年ぶりの刊行でも、読み始めたらやっぱり面白くて、どんどん読めちゃうんだよね。

ほんと悔しいw

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デカダンス 第10話『brake system』感想: 結局、システムの進化には、つまり世界にはバグが必要です!とかいうオチになるのかな?

2020-09-10 00:59:05 | Weblog
うーん、なんかちょっと教科書どうりの、セオリーどうりの展開になってきちゃってないかなぁ。。。

最後に出てきたのは、ガドルの一体が素体の物理的要素を捕食して、どんどん巨大化していった、ってことなんでしょ?

つまりは、イレギュラーな事態が生み出したガドルのバグ。

で、あのサイズ的にいうと、デカダンスの例のパンチ!をつかわないと勝てそうもないよね?

となると、巨大ガドルを倒すために、人間とサイボーグが共闘するしかない、って展開になって、両者が共存?する世界を作り出す!ってシナリオかな?

で、ここからは勝手な憶測だけど、しかし、そのサイボーグと人間が共同してガドルを倒し、サイボーグの監視者たるフギンのような存在を駆逐して「自由」を勝ち取るって結末こそが、この「デカダンス」というリアルゲーム世界を作ったゲーマスの「真なる目的」だったのだ!とかいうオチじゃないのかな?

というか、今のままだとそうして、無理矢理にでも、人間とサイボーグが共存する道を選択できる道でも用意しないと、それこそ、物語にオチがなくなってしまう。

で、そういう意味では、最初からずっと「バグ」がこの物語で繰り返されてきたことを考えると、やっぱり、システムの自律的進化にはバグが必要だ!という、なんともはや正論の結論が待っているような気がしてならないんだよ。

だって、どう考えても、フギンが悪なわけでしょ、人間にとっても、サイボーグにとっても。

で、そのフギンの口癖が「世界にバグは不要です」なのだから。

だとすれば、彼を倒す目的は、「世界にバグは必要です」を証明することにしかならない。

実際、すでにカブラギもそう言ってるわけだし。

で、今回、前半でこそいじけたものの、ナツメも、カブラギのことを理解して、サイボーグのこととか、ガドル工場のこととか、知ったわけで。

となると、ナツメが間に入って人間側の協力を取り付ける役割を担っていく、ということだよね。

橋渡し。

それに、「世界にバグは必要です」という命題を証明することは、ナツメの父の死の尊厳を守ることにもつながるから。

父の死は無駄ではなかった!って展開ね。

ということで、都合よく生まれたバグ・ガドルの存在が、人間とサイボーグの共闘の機会を与えてくれた!ということになりそう。

ついでに、そのバグ・ガドルの登場が、寸でのところでナツメがフギンに見逃される理由になりそう。

フギンの優先順位で言ったら、バグ・ガドルのほうがエマージェンシーのバグだから。


というような感じかね?

ただ、これだとあまりに定番すぎる展開というか、オチになってしまった、物語としては大した評価には値しないような、平々凡々な作品になってしまうのだけど。

というか、終わってみれば、ただ定番の展開をつなげただけのものになりそうで怖い。

でもそれじゃあ、期待はずれなんだよなぁ。。。

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Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第35話『地獄なら知っている』 感想: 死に戻りが重なると、スバルの顔の凄惨さが増していくのが凄いところw

2020-09-10 00:05:11 | リゼロ
いよいよ決着を着けるための、露払い的なタメ回・・・の雰囲気だったかな。

サテラの執着、
ガーフの懸念、
リューズの秘密、
エキドナの計画、
エミリアの決意
ベティの自由、

といったあたりが、4章の終結に賭けられたもの、って感じ。

まぁ、リューズの、オリジナルに対する複製体の話が、一番わかりやすいといえばわかりやすい。

要は、エキドナが、自分の「魂」を定着させる器としてリューズ・メイエルの複製体が用意されたということ。

そこに、エキドナの魂、すなわち人格、記憶、知識がインストールされれば、事実上、エキドナは不死者として復活を遂げることになる、って算段。

ただちょっとわからないのは、そのための実験場として用意された聖域において、どうして半獣人は外に出ることができないのか、ということ。

まぁ、そのあたりがガーフが悩んでいるところなのだろうけど。

って、実は、そのあたりの秘密については、多分、ウェブ版を読んだときに一応理解していたはずなのだけど、全く思い出せないw

なので、このまま、次回、説明されるのを待つ。

あと、今回のもう一つの山場は、最後に登場したベティ。

彼女がデレて、スバルとラブラブになるのは覚えているのだけどw

その経緯についてはすっかり忘れている。

なので、そこも楽しみにしておく。


しかし、この感じだと、一応セカンドシーズンの第1クールで4章は終わりにする感じだね。

てか、これで終わらせずに、第2クールにまで持ち越したら、絶対、話が追えなくなる。

てか、いまですら、かなり危ういので。

やっぱり、この4章の込み入り方は尋常じゃないね。

新規の登場人物が多すぎて、しかも、それぞれが抱える秘密があり、その秘密を知るために、大抵の場合、スバルが死に戻りしなければならない、ってことになるので。

で、死に戻りの物語構成上の欠点は、スバル以外の人について、再び同じことをしなければいけないこと。

ただ、そこは演出的に端折って話を進めようとするわけど、その結果、端折られたところがどうにも淡白で、前後のつながりが見えにくくなること。

特に、この4章は、いささか異常と思えるくらい、細切れの情報を求めて死に戻りが起こることが多いので、観ている側も、いい加減、やってられなくなるw

しかも、その間に、オットーやラムがスバルにデレるシーンまで少しずつ描かれるわけで、これは、ちょっと頭の容量がパンクするよね。

とりあえず、宙吊りにしたまま覚えておく必要のあるものばかりだから。

で、その負担が大きくなりすぎると、単純に、物語の面白さを削ぐようになってしまうので。

正直、4章はその限界に挑戦しているところがあると思う。

なので、ガーフの前で覚悟を決めて俺がやる、というスバルについては、ただただなんか、すげぇ!と感じるしかないんだよね。

ともあれ、次回、ベティの図書館に閉じ込められた400年の話をクリアした上で、腸狩りとの戦いが繰り広げられる、というところかな。

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