水を葡萄酒に変えたとされる石の水甕が教会にありました。
この話に関連して余談話を。私が田川建三という名前を知ったのは彼の著書「イエスという男」でした。これ以後彼のファン?になりいくつかの著書を読みました。その「イエスという男」(図書館からの貸し出し)にこのカナの話がありました。それは結婚式には葡萄酒が絶対的に必要なものではなく水でも構わないという貧乏人の立場に立った教えだと書いてありました(と記憶しています)。イエスはやっぱり貧乏人の味方なんだなとその時思いました。その後少し財政にゆとりができたのでこの本を購入して再読することにしました。ところがこの本は第2版「増補改訂版」でした。それにはこのカナの話は記述されていませんでした。なぜなのだろうか思っています。私の記憶違いの可能性もあるので図書館でもう一度初版本を見ようとしましたが、すでに図書館にはありませんでした。というわけでこの話は依然として記憶違いの可能性があります。間違いの場合は以上の文章は取り消します。しかし、私の長年のもやもやです。「イエスという男」の初版本をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひお教えください。