風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

3ヶ月ぶり

2006年09月21日 | SAVE THE CHILDREN
久しぶりに子供たちに会う日がやってきました。
少しどきどき。
思いがけず、13人の子供たちに迎えられて、新学期のクラスが始まりました。
サインザヤという女性とだけが、顔なじみで、そのほか12人、うち3人が男生徒でした。
12人は、日本語が初めてと言うことで、あいうえおからのスタートです。

口の形を見せながら、母音の発音を正しく伝えようとすると、顔の筋肉の動きが面白く見えるらしく、緊張気味の子供たちが段々らラックスしてくるのが手に獲るように見えてきました。

よしっ、3ヶ月ぶりでもなかなかやるじゃないと、自分で自分を励ましながら、何とか授業進行。目標の12時までに、へとへとにならず日本語の授業を終えて、次は折り紙へ。

日本で娘が買い揃えておいてくれた色紙を使って、最初の折り紙は風船。
なんとなく手ごたえが硬い。
きれいな色紙に、緊張している。

二枚目は自由に折らせたら、特に不得意な子、得意な子がはっきり別れました。
モンゴル人の記憶力のよさは、こんなところに表れる。
一回教えただけで、二回目はすらすらと完成させる子が居て、驚く。

2つの紙風船で、いろんな遊びができることを発見して、喜んでいた。
初回に、色紙を使ってしまったから、新聞紙を使って、遠慮なく折ることに導くのに一工夫必要です。

久しぶりの授業で、気後れした私の、ちょっとしたアクシデント。

授業のあと、SAVE THE CHILDRENの施設責任者のドヤーさんにうれしいことを聞きました。
教員室の壁に、各教室の授業風景の写真を貼り付けてありました。
その私の授業風景の写真を何度もなでながら、「私の先生はかわいいでしょう?」とずっと言っていたそうです。

そして、学校の授業の都合で、午後のクラスに行かねばならなくなったオユナーが何とか時間の都合をつけて、私に会いに来てくれました。
オユナーは、やさしい子で、私が困っているとそれとわからず助け舟の出せる女のこでした。事業ではあえなくても、すれ違いで顔は見ることができそうです。

昨夜の心配は飛んで、うれしい、ホカホカ気分です。
それには、いつも助けられているKさんの通訳のおかげです。ありがとうございます。


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