風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ワクワク感

2019年09月12日 | 詩吟
夢青葉教室は、新A≠Pの教科書に沿って、お稽古が続いていますが、今日から、後半11番目の漢詩に入りました。

新人二人の進み具合が、加速しています。

それには、基本の譜が少しずつ体に定着してきて、細かい説明を必要としないことが多くなってきたからだと思います。

声も、出やすくなり、前回の練習では、とてもうれしいことがあったと、今日報告して下さいました。
「メールしようと思ったくらいです」との言葉に、思わず「メールして下さい」と、応えました。


私は、きっと、こんなワクワクする練習をして、喜ぶ姿が見たいだけなのかもしれません。

もう、ある程度育って、ワクワク感が少なくなった人へ辛抱して教えるという「我慢」が足り無くなってきたのだと思います。

ワクワク感がないのは、お互いそれぞれに原因があり、その解決には、双方が同じように満足することが難しくなって来ているからだと...

園児のように、刻々に変わる様子を見ながら、瞬時に何をすべきか考えることは、スリル満点。

相手の考えに、どうしても届かない時は、空しくなり、したたかに育った我が子を、喜びながらも、あきらめの境地で、眺めるのは、歯痒いばかりで、心が動かない。

もう、私の手では、動かせない、動かそうとしてはいけない。
自分で、考えて、取り組んで、進んで行けるようになったのを、手元に置いておくのは、狭い囲いの中に押し込めておくのと同じ。


耳のそばで、大声で叫ぶのではなく、距離をもって、小さめの声で、語り伝えることが、大事というところに、到着。

子らの成長と共に、私も、それ以上に大きく育つことができたら、こんな閉塞感を味あわせなくてもよいのにと思う。


  「距離をもって小さめの声で語る」





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発声練習 夢青葉

2019年09月12日 | 詩吟
練習時間の30分前から、3人が揃ったら、発声練習を始めてみませんかと、提案。

そして、その時間は、まだ私が到着して居ないので、来年準師範の昇格試験受験予定の幹事さんに、先導をして頂きます。

十分な発声練習をしておけば、連絡事項やもろもろの事務関連の作業に、時間をとることも増えてきたので、発声練習を端折らないで、すみます。
早めに到着して、準備完了の後、漫然とした時間を過ごすのは、もったいなく思いました。

教場は、あくまで教場であってほしい。茶飲み話は、別のところで、やりましょう。

幹事さん二人には、少しずつ、会の運び方も覚えていただいて、指導者のサメ[トができるように、なっていただきたい。
そして、その先は、いずれは独立するのですから、その時に備えることにもなります。

庇の下で、自由にしていた時代はもう終わり。

飛び出せ、飛び立て、GO!


私のちっぽけな庇でも必要とするひよっこさんたちがいたら、また、「めだかの学校」よろしく、一からやりたいなぁ。

そんな日は、いつ来るのだろう。

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