トリの番組で、女性合吟ということで、当然のことのように着物着用せねばならないなぁと、決断をしました。
このことで、出会った美容師さんがとても腕のよい、趣味も良いかたでした。
美容師さんが「先生」と呼んでいるオーナーさんは、病を得て一線は退いていますが、要所要所で、表れて、一声かけたり、ちょっと手助けをしたり、「先生」としてお手本にしたい人でした。
たぶんそのお二人で、選んでくださった着物は、どれも趣味の良い色柄で、どれと決めがたかったのですが、季節がら菊の花の淡い色行きの、しつけのしてあるどなたも来ていない着物を選びました。
先生もそれを私が選んだことに、満足そうにしていらっしゃいました。
特に着付けは、しっかり締まってているけど、苦しくなく、動けば動くほど楽になるので、最後まで、着くずれがせず、雨さえ降らなければ、このまま着て帰っても良いと思うくらいでした。
始めて着物を着た時に、この美容師さんの着付けをしていただいていたら、私の着物環境と着用状況は変わっていたことでしょう。
翌日着物を返しに行ったときも、お二人で丁寧に、対応していただき、脱いだ後の処理も、そこまでやっていただけたら、十分ですと、言って頂きました。
帰ったら、かけておいて汗を飛ばした方が良いよ、と、さりげなく助言を頂いた吟仲間のおかげ。
当日朝、ブログをみて、岡山時代の後輩が、私の吟詠を聞きに行くつもりでいてくれたそうです。
生憎、体調悪くいけなくなりましたとのメールが初めて届き、来てくださるつもりだったことを知りました。
あぁ、無駄足をさせなくて良かった。この会は、会員と会長とゆかりの招待客による記念大会ですから、知りあいがいらっしゃったら、困ったことになるところでした。
こういう会の告知には、気を付けなければと思ったことでした。
それにしても、嬉しくありがたく思いました。
何かの機会があれば、是非、ご招待させていただきたいと思います。
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まだ、言葉の端にものってないことですが、来年あたり、何かあるかもしれません。無いかもしれませんよ。
周り廻って、私のところに届いた花束は、今日もきれいに咲いています。