風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

練習に際して

2022年04月15日 | 詩吟
とても良いタイミングで、ありがたい指摘を頂き、運よく聞き流さずに済んだことよと、胸をなでおろした一件がありました。
二つの新生グループの誕生に向けて、身の引き締まる思いをしました。

一つは長い準備期間を経て、もう一つは、瓢箪から駒の様にあっという間にできた初心者向け教室誕生が重なりました。新しく踏み出すうえで、本当に良い学びと気づきです。

指摘のあった箇所は、たぶんここのことだろう、手抜きをしたら、この箇所は、こうなるなぁなどと、別の人格がそばにいるように自問自答しながら試行錯誤の連続。
別人格を作らなくても、本物の別の人がここにいてくれたら、本当に、頑張り甲斐があって、何よりも幸せな時を過ごせるのになぁ...

チューニングの足りない声の吟詠は、お手本にはなり得ません。

出しているつもりの声は、相手に届きません。
届かない声を中途半端に出しても、理想とする吟詠になるわけもなく。

今日の、吟詠は、一つの音を丁寧に正しく出すことを心がけました。
十年以上も前の、教室を始めたばかりの頃を思い出しました。
知らず知らずのうちに、慣れが積み重なっていたのかもしれません。
重ねるほどに、楽になることはなく、次々と難題が降りかかる。
その時その時の、問題を解決していくこと、そして、それに気がつかなくなって、改善できなくなったら、おしまい。と、いうこと。

気が付かなくて、改善のチャンスを逸することの浮ウを思う。

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