風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

背骨8番の呼吸法

2022年04月22日 | 体を整える
今日は、あっという間に施術が終わりました。いつもと同じ時間なのに、こんなに時間が早く過ぎたのは、初めてです。なぜかなぁ...

その中で、背骨の8番にポイントを置いた呼吸法を習いました。
とても単純ですが、背骨の8番を意識して、背骨の8番に向かって両手の動きをコントロールするので、とても奥の深い体操でした。
単純に外側だけをまねするのでは、ただ型を動かしているだけで、その効果は、得られません。
今は、先生が、8番に軽く指を添えていてくれるので、わかったつもりになっていますが、いざ、自分で、見えない背骨をイメージして、その8番を捉えるのは、ちょっと難しいかもしれません。
最近、体を動かしたくなったりした時に、どうやら8番付近にポイントが当たっているようなのは、その動きが、いま必要だからだそうです。

ただ体操をするためにではなく、その場所に焦点を当てたい、そこを動かしたいと思ってすることが、要と言います。

あまり考えすぎないでいた方が、スイッとポイントを捉えることが出来ると思う。
特にこの姿勢は、私は、食後にとりたくなるものです。


深い呼吸ができるということは、体の隅々にエネルギーが満ちて、そのエネルギーが真ん中に向かって戻ってい行く感じがします。

こんな時は、声が良く出ますから、一人カラオケに行くのです。
今回は、吟詠を録音して、そのたびに聞き直しました。
確かに、慣れで詠っているし、出したつもりの音が出てないところもあるし、イメージとの乖離をひしとわからされました。

吟詠の回数が増えてくると、それに伴って言葉がこなれてきます。
これは、滑舌の練習をするのとはまた別の回路のような気がします。
もたついた言葉運びが解消し、その分歯切れがよくなると、不思議に三半 三の半音の音程が取りやすくなります。

そして、七から六への降りが、明確になります。
これが、滑らかになってくるのには、2時間くらい声を出す必要があります。
それまでは、出来たりできなかったり、喉の滑らかさもそうですが、集中力もとぎすまさねばならないのだと、痛いほど感じます。

私って、こんな吟詠をしていたのねと、やっとわかる。
こりゃぁ、だめだ。

自分で聞いてこれ程わかるのだから、想像するだけで、浮「ものがある。

楽器は、山田先生にますます磨きをかけて頂いていて、準備ができているのに、心のコントロールができていないことで、楽器を最大限生かすことが出来ないのは、無念。
山田先生も無念だろうと思う。

滑らかになった喉で、吟詠、吟詠、吟詠。「正」の字が増えているだけ...

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