第29回日本詩吟選手権
主宰 日本詩吟協会総本部
会場 江戸東京博物館 一階ホール
後援 ㈶東京都歴史文化財団
東京江戸東京博物館
読売新聞
珍しく誘われて、コンクール応援に行きました。
一人でひそかに、会場へ行くよりは、ずっとにぎやかに楽しく観戦。
今までも、コンクール応援には、あまり行かなかったのですが、行くときはいつも一人。
寂しい応援だったなぁ。
どうして、誘いあって行かなかったのかなぁ。。。と、賑やかに楽しく観戦しながら思ったことでした。
今日は、予選を経て、126人選抜されて出場です。更に、4組の中から6人ずつ計24人が残って、いよいよ優勝戦という、運びです。
24人に選ばれたら、1日に二度、しかも同じ吟題で、競吟となります。
此の日詩協は、そのほかの競吟システムと違い、まず、予選会では、本数別で競われます。
その予選会は、首都圏の数か所で行われますが、どこでも何回でも出場できます。
そして、課題詩がありません。
毎年、同じ吟題で、挑戦する方もいて、それもOKです。
本当に、自分のものにした吟詠で、戦えるし、決戦では、二回壇上で吟じることとなり、その会場のあらゆることを経験して、優勝戦に臨めます。
今日の一回目と、優勝戦では、「気」の入れ方が違って、上位入賞者(10名)は、特に、明らかに伝わってくるものが違う吟詠をなさっていました。
意識して、「気」を溜めて、意識して、力を抜いて、二度の吟詠をなさっていました。
たまたま、ランチをしているときに、同じ部屋で、発声練習をしていた女性の声が耳に止まりました。
すごい!と、思ったその女性が、優勝を勝ち取りました。
この覇気と言うのは、どこから来るのでしょうか。
そして、今日の大会では、少年の部があって、4才から高校三年生まで、21人も戦いました。
幼年の部 小学校低学年の部 小学校高学年の部 中学高等学校の部の四つに分かれています。
幼くても堂々と吟じ、本当にすがすがしく、気持ちの良い吟詠でした。