採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ミョウガタケ、タラの芽、ワラビ

2009-06-10 | +ふたりの日
さてさて、藤の花合鴨卵イタドリヤマブドウの新芽に続いてもう少し山菜料理をご紹介します。
 
2009/5/29

軟白栽培のミョウガタケを、味噌漬けにした状態で頂きました。

これを細かくぶつ切りにして、ゆるくなった味噌ごと、冷たいおうどんにかけてみました。
なんだか夏の味!
味噌だれってくどくなり勝ちですが、これはとってもさっぱりしています。

2009/5/29五島うどん

使ったおうどんはこちら。長崎の五島手延べうどんです。
スパゲッティのように断面が丸っこいのです。
珍しい?そうでもないかな?
シコシコして美味しいうどんでした。

2009/5/27タラの芽 左は、タラの芽の育ったものです。
山のものだからか、こんなに伸びていても刺が痛くありません。
育ったものは、むしろ香りが強くなって美味しいのですよ。
2009/5/27タラの芽リゾット さっと茹でて刻んで、リゾットにしてみました。
セミハードタイプのペコリーノチーズをかけてみましたが、レモンオイル(自家製☆)の方が合う気がしました。
2009/5/26ワラビ こちらはワラビ。
比較の対象がないためよく分からないかもしれませんが、極太です。

薪ストーブの灰をたっぷりかけ、80度くらいのお湯をかけて一晩漬けておくのだそうです。
2009/5/26ワラビ昆布あえ 信じがたいような綺麗な緑色!

汐昆布(ダンナサマが京都出張の折に買ってきてくれました)を細く刻み、ワラビと和えました。
これが一番好きな食べ方です。
(というかレパートリー少ないです)

ほかにワラビのお勧め料理がありましたら教えて下さい。

わらびさん、ふみえさん、本当にありがとうございました!
コメント (6)
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ビロードのようにモコモコ・・・ヤマブドウの新芽

2009-06-10 | +野菜

先日記事にしたイタドリと一緒に、珍しい山菜を頂きました。私にとっては今年初めてのものです。

それは、ヤマブドウの新芽。


ブドウの新芽のピクルス、というものを頂いたことがあり(aiwhasさんその節はありがとうございました☆)、それに似た感じのものかなー、と漠然と想像していました。

ギリシャ在住のsalahiさんのブログのこちらに葡萄の新芽の写真があります。
つやつやした黄緑色の葉っぱから、細長い蔓状のものが生えている、いかにもブドウの蔓先、という形状です。


ぎっしりお宝の詰まった「山菜詰め合わせセット」を開けて、まずは取り出して広げてみます。
これがイタドリ、これがミツバ、ワラビにタラの芽・・・・。
(あれ、ヤマブドウはどれ?)

消去法で残ったものがひとつ。
初めて見る、モコモコしたものです。
これがヤマブドウ・・・・?
 

2009/5/26 蔓が生えておらず、肉厚の葉っぱ、しかも裏側に産毛が生えてビロード状です。

ツブツブした桑の実状のものは、蕾かな?
2009/5/26 とっても肉厚の葉っぱなのです。

ネットで調べてみると、確かにこれがヤマブドウ。まー、びっくり!

新芽の天ぷらは絶品、などと書いてあるところもありました。

ではでは早速・・・
2009/5/27

天ぷら☆

ビロードのような質感のため、とても衣のからみがよいです。
衣がやや濃いめだったせいもあるかもしれませんが、肉厚な葉っぱにしっかりついた衣で、食べ応えがあります。
そして特徴的な味!
なんと、噛むと芯の方がきゅっと酸っぱいのです。
酸っぱい天ぷらと聞くと不思議に聞こえるかもしれませんが、揚げ物にレモンをかけたりするし、食べてみるとさほど違和感はありません。なかなか美味しいです。

(写真あとで)


酸味を生かそうとピクルスにもしてみました。
さっと茹で、スパイス酢に漬けてみました。
こちらは味見、まだです。このモコモコした葉っぱが、どんなピクルスになるかしら。



後日、もうちょっと育ったヤマブドウの新芽を見る機会がありました。
葉っぱが、卵くらいの大きさに育っており、この頃にはブドウらしい蔓も生えてきていました。葉っぱが伸びたせいでやや薄くはなっているものの、やはりビロードのような質感は残っていました。
この大きさのものも天ぷらにしたのですが、葉っぱが丈夫なのでやや噛み千切り難いような気も。味は、小さいとき同様酸味を感じます。

どちらも美味しいけれど、小さなサイズの方が一口で食べやすく、価値が高いかもしれません。
わらびさんふみえさん、一番おいしい時期の新芽をありがとうございました!


ヤマブドウは、秋に実がなってそれをジャムやジュースにもします。
(私はまだ作ったことがありませんが)
とても高いところに実がつくので、高枝切り鋏でも届かないことが多いとか。
種が大きいので裏ごし(廃棄率約3割)する必要があります。
結構な高値で売っているようで、一度作ってみたいものです。

このヤマブドウ、おいしいジャムになるし、貴重な植物なのかと思っていたら、他の樹木に巻き付いて枯らしてしまう、結構な迷惑ものなのだそうです。
ということは、新芽はじゃんじゃん食べてしまっていいということですね☆
(摘んだら脇芽が出て更に増えたりして・・・)

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