今回は、よそに持っていく予定があるため、かなり緊張して作成。
余裕を持って作り始めたはずなのに、やっぱり最後、ドタバタで、家がおお散らかりになってしまいました。
(そのまま外出。ダンナサマごめんね)
■■桑タルト
(18cm丸型、15cm丸形、20×10cm角形 各1個分)
■材料
●いつものパートシュクレ生地(オレンジページより)
小麦粉 240g
アーモンド粉 60g
粉砂糖 60g
バター 170g (このうち約大さじ1を先日作ったレモンオイルで置き換え)
卵 1個
●フィリング用マジパン生地
(以前作った、ケーク・プランタジュネットの2倍量)
ローマジパン(アーモンド:砂糖=2:1のもの) 320g
砂糖 約15g
卵 200g
小麦粉 30g
コーンスターチ 20g
溶かしバター 100g
コアントロー 大さじ1
(飾り)スライスアーモンド
■作り方
(1)FPでタルト生地の材料を混ぜ、フラゼする。丸めてしばらく休ませ、のばす。
またしばらく休ませ、型に敷き込み、ピケする。
今回、バターの一部を例のレモンオイル(+沈殿しているレモンの皮部分)に置き換えてみました。
(2)何も乗せずに表面が乾くまで6-7分空焼きし、その後重石を乗せて更に10分位?、うっすら色が付くまで焼く。
(最初から重石を乗せると、いつも紙に生地がくっついてしまうため、最近はこうしています)
空焼きした直後はレモンクッキーのようないい香り。
でもタルトにしてしまうと、桑ジャムの香りが強くてそれほどレモンの効果はなかったかな?
(3)空焼きした皮が冷めたらジャムを塗る。
この時ジャムはなるべく流動性がない状態がよい。もし煮詰めたばかりで温かくゆるい時は冷蔵庫で冷やす。
このあと重たいマジパン生地を流し込むため、ゆるいジャムだと押し寄せられて表面に出てしまうので。
(今回このアクシデントがありとても焦りました。ジャムの液体部分をスプーンですくったりなど、ものすごくドタバタしました)
(4)マジパン生地を作る。
マジパンと少量の卵液、砂糖を指でよく練り混ぜ、ダマがない状態にする。
(指でなくてもいいですが、体温がある方がダマが溶けやすいです)
最初から大量の卵を入れるとダマが残ってしまい、結局裏ごしが必要になります(経験有り)。
ダマがなくなったら、全部の卵液を入れ、もったりするまで泡立てる。
ここに粉類をふるい入れ、溶かしバターも混ぜ、しっかり混ぜてつやのある状態にする。
(5)ジャムを塗ったタルト型にこのマジパン生地を流し込み、表面にスライスアーモンドを散らす。
170°くらいのオーブンで、25~30分焼く。
途中、ぷっくらドームのように膨らむが、冷めると平らになる。
タルト皮に最初に敷いたジャムがゆるく、マジパン生地を流し込んだ時が一番のピンチでしたが、なんとか完成。
自分用に残しておいた小さい丸形を、ちょっとかわいく盛りつけてみました。
2009/6/5作 桑タルト
表面に粉砂糖をふってみたのですが、アーモンドがあまり目立たなくなってしまいました。周辺部分だけにすればよかったのかも。そうしたら、皮とフィリングの境目にジャムがはみ出したのも隠せるしね。
上に飾ったのは房スグリ、というのでしたっけ。
なんだかぐっと高級感がアップします(miyakoさんありがとうございます!)。
ミントの葉っぱもちょいと乗せればよかったわ。
桑ジャムをソースとしてお皿に流したのですが、タルトと少し離した方が、タルトの底のジャムが目立ったのかな?
馴れないことをするとやっぱりいまいち決まらないですね。
タルト皮が少し余ったので、タルトレット型に敷いて焼いておきました。
これがまた、役に立ったのです。
房スグリと一緒にラズベリーも頂いたので、即席タルトを作成。
2009/6/9作 ラズベリータルトレット
(お皿の上のいちごはワイルドストロベリーです)
タルトケースに桑ジャムを少し載せ、クリームチーズを詰めます。
そしてラズベリーを乗っけて、出来上がり。
クリームチーズに泡立て生クリームを混ぜるか、もしくはマスカルポーネの方がよかったかもしれないけれど、家にある材料でちゃっちゃと出来たので、自分的には満足。
作ってすぐ、(ダンナサマには内緒で)ぱっくし食べてしまいました。
(だって太陽光で写真撮影したかったし、作ったらすぐ食べた方が美味しいですものね)
やっぱりラズベリーは美味しいなあ~☆(miyakoさん御馳走さまでした~)
ブルーベリーは地元産が手に入りやすいし、ブラックベリーは実家に植えたので、いま憧れのベリーはラズベリーだなあ。