週末(土曜日)は数日前から雨の予報が出ていました。
柿を干してるっていうのに。
毎日天気予報サイトを1日に何度も見てチェック。
もしかして予報が外れて、たいして降らずに済むかも?
でも見るたびに悪天候が確定していくようです。
前日には、「横殴りの雨が降るでしょう」とまで。
横殴りですって!?
柿干してるのよう。
南風らしいので、まずは金曜日の晩のうちに、北側ポーチのなるべく壁際に寄せておき、雨を避けます。
きっとこれで大丈夫なはず。
ああ、でも心配。
こんなんじゃ皮を剥く気にもならないわ。
心配でなんにも手が着かず、雨が早く止みますように、と祈りつつ、ぼーっと過ごしてしまいました。
ところが午前のうちはこれでしのげそうだったのですが、次第に雨が強くなり、また大気中の湿度がハンパじゃないことに。
雨が吹き込んだ訳ではないようなのに、ポーチの床やスチールのドアがびっしょり濡れています。
気温も朝より妙に上がって、ぬるまったい感じ。
冷たい床やドアに結露しているだけではなく、雨も霧雨っぽくなって、たとえ屋根があっても何もかもが濡れているようです。
おそらく柿も・・・・(怖くて確認してないけど)。
そ、そんな~。
雨が止むように祈るばかりで、具体的な対応策を考えていませんでした。
これはやはり室内しかない・・・?。
はじめは北側の部屋に入れてみたものの、サツマイモの段ボールなどでごった返して、様子を見るために近づけない状態。
結局また別の部屋に移動(ダンナサマへ:ご協力感謝です)。
柿を抱えてまさに右往左往。
ここ数年は、雨の日でも基本的には屋外に干す方針でした。
室内に取り込むとどうも黴びやすい気がしているのです。
目には見えないけれどホコリやカビ菌の量が外よりもかなり多いのかな、と思っていました。
でも扇風機でずっと風を当て続けると、それなりに柿の表面がこざっぱり乾いてくるようで、推定湿度120%の外よりは、だいぶよい感じでした。
少し安心したところで、作業再開。
皮むきではなく、箱作りです。
干しあがった柿をしまう箱が必要だったのです。
薄めの板段ボールの買い置きがあったので、沢山箱を作っておきました。
こうやって土曜日をしのぎ、日曜は何とか雨があがりました。
室内の柿をまた外へ。
うんせ、うんせ。
扇風機も、よいしょ、よいしょ。
さて、今度はカビチェック。
干しあがったのでザルや箱に置いた柿が、再び湿ってしまったのです。
一個ずつ、裏返してよく見て、ぽっちりカビっぽい場所があったら、麺棒にお酒(40度のウィスキー)を浸してぬぐい取ります。
そして湿った側を上にしてザルや箱に置き直し、よく乾かすようにします。
(カビ面積が広くて重傷の柿は、サヨウナラです)
ああ、皮むきもしなきゃいけないのに。
天気が悪いと仕事が増えて大変・・・。
ちまちまと柿をチェックしていると、何やらざーっという音が。
へ?
に、にわか雨じゃん!
そういえば予報に「日曜夕方は、にわか雨」ってあったっけ。
折角外に出した柿を、また室内に。
扇風機もだわ。
ひーん。大変だよう。
夜には雨が止んで気温も下がってきました。
温かい室内よりは、やはり外がよさそう。
「ダンナサマダンナサマ」
「なに?」
「また柿を外に出すけど」
「え、又なの」
「そうなの」
この頃にはダンナサマとの息もあって、かなり手慣れてきました。
何事も練習なのだわ。うむうむ。
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今年は日当たりのよい南側で干せないので、本当に大変。
乾くのが明らかに遅い気がします。
でもまあ、冬は曇り・雨がちの日本海側(佐渡とか)にいると思って、頑張ろう。
ちなみに、先はまだ見えません。
(今日は写真なしですみません。後日何か追加します。)
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11/20(日)、カビチェック後の干し柿。 南側ベランダは、資材がおかれて手狭になってます。 ダンナサマによると、こうやって箱を置けて便利じゃん、ですって。 違う~。 |