採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

みかん狩り

2011-11-29 | +きのこ以外

11月23日(水・祝)、柿の皮むきもまだ全然先が見えない時期ではありましたが、みかん狩りに行ってきました。
一昨年もおじゃました、蒲郡。

わらびさんのお友達(セ○○さん)のお父さまがミカン農家さんから預かってお世話されていたみかん園です。
販売用ではなくて、もっぱら知人に配るためにお世話していらっしゃいました。
そのお父さまは残念ながら二ヶ月ほど前に亡くなってしまったのですが、木にみかんをならせっぱなしにしてもよくない、とのことで、おじゃまさせて頂くことになりました。

関東方面からはポメマルさんご夫妻、わらびさんご夫妻と私、中部地方からはmiyakoさんとコウイチ君、カイエさんご一家、そしてオーナーのセ○○さん。計6組でにぎやかなみかん狩りになりそうです。


一昨年は、家から始発電車に乗り待ち合わせ駅まで移動したのですが、これは体力的につらすぎるということが判明。
(始発で出かけ最終で帰宅というのは想像以上にきつく、一週間近く疲労が抜けませんでした・・・・)
なので前日のうちに実家に移動。
そして実家でわらびさんの車に拾って頂き、ご一緒させて頂きました。
出発時刻は5時半!

2011/11/23みかん狩り 東名富士川SA(富士見SA??)からの富士山。
一昨年は山腹が白くなっていましたが、あれは12/18と今年より遅かったせいか、もしくは撮影地点が違うせいか。

途中、運転を替わりましょうか、と言いたいところなのですが、眠くて運転に自信がなく、結局わらびさんにお願いしてしまいました・・・。スミマセン・・・。


インターチェンジ出口でまずポメマルさんと合流、そして最初の目的地、スーパーマーケット(サン○ネ)に。

カイエさん御用達の地元スーパーなのですが、特にお魚の品揃えがよいそうなのです。
なるほど、ぴちぴちのお魚がずらーり並んでいます。
よく見ると、お魚の種類が関東とはちょっと違います。
生のウナギを開いたもの、ギマ、ワタリガニ、マトウダイなどなど。
この日、実家の母が旅行中でなかったら、色々買って帰るのだけれど。みんな色々買っているところ、私は干物少々程度にしておきました。
このスーパーはまた、かつお節類の品揃えも凄かったです。
削り方もごく粗いものから花カツオまで数種類、またさば節やイワシ節など普通見ないようなけずり節までありました。


後ろ髪ひかれつつも、スーパーを後にし、ようやく本題のみかん園へ。

2011/11/23みかん狩り 懐かしのみかん園。

わらびさんとmiyakoさんが事前に草刈りをして下さっていました。みかんの木がクズや雑草に丸ごと覆われるほどの、雑草園だったそうです。
(わらびさん、miyakoさんありがとうございました!)
2011/11/23みかん狩り こちらは八朔の木。
まだだいぶ青いです。これは年末頃が収穫のタイミングとのこと。
2011/12/04蒲郡のみかん 私は小粒みかんが好きなので(じょうのうが薄くて食べやすいので)、小玉狙いでせっせと摘みまくりました。

大玉だとどんどん箱がいっぱいになりますが、超小玉だとなかなかたまらなりません。
でも、一心不乱に摘みまくり、みかん箱4箱!


(ところで、4箱ものみかん箱を実家に持っていったところ、
母「今年のみかんはえらく小さいわね。」
私「皮が薄くて食べやすくない?」
母「中サイズでもよく噛めば大丈夫よ。小さいと剥くのがちょっと面倒なんだけど」
私「・・・・・・・」


父「こんなに沢山あるなら、みかんの缶詰みたいなのを作ろうかなー」
私「え゛・・・・。だったら特大みかんを摘んでくればよかったね・・・・」

と、小玉は意外と不評。私の好みのほうが特殊だったのかも・・・・。くー)



ひとしきり摘んだところで雲行きがあやしくなったので、ランチを済ませてしまうことにしました。
手際のよいメンバーばかりですので、あっという間に沢山並びます。

2011/11/23みかん狩り カイエさん御提供の、手巻き寿司!
サンマ、ホウボウ、カワハギなど、ぴかぴかのお刺身です。
写真にはありませんが勿論寿司飯、海苔なども。
2011/11/23みかん狩り miyakoさん作の天然きのこ汁。
キシメジやシモコシなどの天然きのこが、惜しみなく使われています。
ほかに里芋、大根、さつまあげ、葱など。
(味付けは味噌ベースですよね?)
2011/11/23みかん狩り わらびさんがスーパーで調達して下さったメヒカリ。
頭もお腹もとって綺麗にしてあるのものを、片栗粉をはたいて唐揚げにしました。

美味しいだけでなく、中骨もしっぽも食べられてゴミが出ず、キャンプにはぴったりのお魚です。
2011/11/23みかん狩り セ○○さん御提供の茹で落花生。
お友達の畑でとれたものだそうです。

うちのあたりだと生落花生は売っていますが、普通は滅多に手に入らない(お店には売っていない)ものではないでしょうか。
2011/11/23みかん狩り miyakoさん作の、獅子柚子甘露煮。
くし形に切った獅子柚子を、ルクエを使い電子レンジで煮たのだそうですが、何とも美しい!!!

お砂糖40%、水10%、5分×5回程度、だったでしょうか。
是非とも真似してみなくては。
2011/11/23みかん狩り miyakoさん御提供のりんご(ふじ、ピンクレディ)と、ご実家の御所柿


本当はほかにもポメマルさんの手作り中華ちまきやりんごのケーキ、煮豆、大きなソーセージなど色々あったのですが、ここまで写真を撮ったところで雨がばらばらばらっと!

雲が厚くすぐには止まなさそうな暗さだったので、急遽撤収!(お刺身死守!)。
スギ林の中なら雨が遮られるかな、とも考えましたが、激しく降ればやはり濡れてしまいます。
セ○○さんのご厚意で、おうちをお借りすることになりました。
(お母様、本当にお騒がせしました!)

お座敷で再びランチを広げて食べたり、お庭のキウイを収穫させて頂いたり、わんちゃんと遊んだりなどなど夕方まで楽しく過ごさせて頂きました。

思いの外のんびりしてしまって、ハッと青ざめたのは関東2チーム(ポメマル号とわらび号)。
不安が心中に渦巻きますが、仕方ない、と渋滞に身を任せ、ゆるゆると移動します。
とはいってもピタリと止まってしまうほどの渋滞はなし。ま~、よかったわ~。

睡眠不足High、だったのか私ったら車中でおしゃべりしすぎだったような(あとで喉が痛くなって分かった)。
9時すぎくらいには実家に到着です
(わらびさま:往復とも運転して頂き本当にありがとうございました)

どうせ今日帰宅しても柿を剥く元気はないだろうし、実家に泊まって(早く寝て)  翌日朝早く帰宅しようかな、と7割方心は決まっていたのですが、父に 「夜のうち帰った方が楽だよ」と言われ(追い払われ?)頑張って移動することに。
 (父は夜更かし型タイプなのでこう思ったのでしょうね。私も、5時半起きでなかったら悩まず夜移動を選んだはず。
 車中で悩んでいたところ、朝型の文恵さんは私だったら翌朝だなー、と言っていました)

電車に乗ったはいいものの、途中うっかり寝過ごして降りそびれ。
でもまあうまく乗り継ぎできて、 最終よりは手前の電車に間に合い、無事帰宅出来ました。
12時半ちょい前くらいでした。

最近凝っている航空機事故のTVをちょっと見て、楽しいみかん狩りはこれでおわり。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

治一郎のバウムクーヘン

2011-11-29 | +お菓子・おやつ


11月23日は蒲郡までみかん狩りに行ってきました(今度記事にしますね)。
というか、わらびさんご夫妻の車に乗せて頂いたので、連れて行って頂いたことになります。

途中、富士川サービスエリアで休憩。
沢山のお店がL字型に並んでいます。

ある一角で、「楽天ランキング一位入賞の品!」という張り紙を発見。
ま!
もし楽天で買ったら送料もかかるし、今買った方がいいかも?
(買わないのが一番の節約ですよ、Fujikaさん)

自分では作れないし、ダンナサマも好きみたいだし、買っちゃえ。えい!

2011/11/26治一郎のバウムクーヘン という訳で購入したのがこちら。
「治一郎のバウムクーヘン」という商品です。

静岡県浜松市が本拠地の株式会社ヤタローという会社が立ち上げたブランドらしいです。

(切り刻んで、宇宙艦隊みたいな配置に並べたのはダンナサマ)


もともとお菓子類は何でも好きだけれど、バウムクーヘンはとりたてて好き、という訳ではありませんでした。
ですが、バウムクーヘン好きの友人がのために買う機会があり、その感想を聞くと、どうやらモノによって随分味が違うようなのです。
その友人は、無印良品のスイートポテトバウムが大好きで、私もそれを食べてみると、なるほどの美味しさ。
しっとりして程良いずっしり感があります。

スイートポテトバウムもいいけれど、地元お菓子屋さんのはどうかな(もっと美味しいのでは?)、と買ってプレゼントしてみたところ、「ふんわりしている」との評価。
(友人用に買ったものは、サイズも大きいし高いので自分では食べなかった)

あらら。好みのタイプではなかったみたい。
それにしても、バウムクーヘンといえばずっしり・みっしり系かと思っていたけれど、ふんわりってのもあるのですね。

これは大変。
あれこれ研究してみなきゃいけないではありませんか。


ところがバウムクーヘンというのは大概が贈答用なのか、サイズ大きめのものばかり(お値段もそれなりに)。
夫婦ふたり分のおやつには、ちょっと手強いです。
なかなか研究が進みません・・・。


今回の「治一郎のバウムクーヘン」は、大きめの割にはお手頃なお値段。

○高さ 約8cm ○直径 約14.5cm ○重さ 約650g
○価格 1800円。

高さが8cmというのはかなり贅沢に感じます。
(直径が大きくても高さが低いと、なんだかケチくさく見えません?私だけかしら)
表面にうっすら白いコーティングがあるので、お砂糖のアイシングかな?珍しい、と思っていましたが、これは間違い、ホワイトチョコでした。

食べてみると・・・

とーーーってもしっとり! 
そしてタマゴの風味が濃くて、何だか食感がぷりんぷりんしているようにも感じます。
ふわふわ系ではないけれど,ずっしり系ともいえない感じ.
ずっしり,というと粉がみっちり,という感じですが,これは水分がたっぷり含まれた食感です.
表面のコーティングがフォンダン(砂糖衣)ではなくホワイトチョコレートな訳が分かりました。
このしっとりさでは、お砂糖だと溶けてしまいます。
甘さはほどよく、とっても美味☆

でもでも・・・・、これはバウムクーヘンではないような・・・。
カスタードプリンを思い出させるような味だし、
「プリンクーヘン」、いや、「ぷりんばうむ」、とかどうかなあ。
従来のバウムクーヘンだと思って食べると、ちょっとびっくりです。
新しいジャンルのお菓子といってもいいのではないかしらん。。。

調べてみると、伝統レシピの2倍もの卵を使っているとか。
あと、米粉、麦芽糖(水飴?)なども使ってしっとり感を追求しているようです。
こうやって個性的なバウムを作るには、大変な努力と研究があったのでしょうね・・・。


ちなみに、バウムクーヘンブログの筆者さんの2010年ベスト1は、兵庫県西宮市、夙川駅近くのエルベランというお菓子屋さんの「栗の木クーヘン」だそうです。(通販はしていないようです)
みっしり固め系のバウムクーヘンだとか。

のバウムなんて!
ニセモノでいいから真似してみたいけれど(栗渋皮煮余ってるし)、バウムクーヘンって自分では作れないのが悔しい・・・。
四角いバットに流しては焼き、という地層スタイルでやってみるかなあ。うーむ。



■参考情報
(1)ヤタローグループのネットショップサイト
(2)楽天にある「治一郎のバウムクーヘン」ショップ 
(3)「バウムクーヘン三昧」 バウムクーヘン専門のブログ
   いろいろなバウムクーヘンが載っています。
(4)山口県のお菓子屋さん 果子乃季 の 「うさぎの森のこもれびバウム
  こちらはみっしり感のある、(比較的?)伝統的タイプのバウムクーヘン。
  表面のフォンダン(砂糖衣)がショリショリして、ケーキ部分はしっとりしてとても美味しいです。
   (その節はわらびさん、ありがとうございました!)
   件のバウム好きの友人はこちらが好みかも。フォンダン有りの方が好きとのことだし。
(5)当ブログのバウムクーヘンレポート
治一郎のバウムクーヘン(この記事)
米粉のバウムクーヘン(ガトー・ピレネー)
クラブハリエのバームクーヘン 

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする