採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

牡蠣の昆布バター蒸し

2018-06-20 | +ふたりの日

春に、母から「牡蠣を昆布にのせてバターも入れて蒸す料理が美味しそうなのよね」
と聞きました。
NHKの「今日の料理」のレシピとのこと。

ゴールデンウィーク頃、だいぶ暑くなってから図書館で雑誌を借りてきました。
もう牡蠣には季節はずれかなあ、と思っていましたが、この時期って、バーベキューをやったりする都合上、殻つきの牡蠣が結構出回るのですね。
殻つき牡蠣を生で食べないなんてもどかしい気もしましたが(ダンナサマも私も生牡蠣大好き)、本があるうちに、一度作ってみることにしました。

作り方はとっても簡単。(詳しく解説してあるサイトも沢山あります)
・ フタのできる浅いフライパンに昆布を並べる。(私は羅臼昆布使用)
・その上に牡蠣を並べる
・日本酒を適量(気持ち少な目。牡蠣が多い場合は特に少な目がいいかも)かけ、バター(無塩)を乗せてふたをして強火で加熱。
・2,3分煮立て、そのあとフタをあけて汁を煮詰める。少し焦げ目がつくようにする。

かきの昆布バター蒸し

焦げ目が香ばしくて美味しいとのことでしたが、あまり煮過ぎてもなあ、と汁を残し気味に。
汁が美味しそうなので、たまたまあったフキを最後に入れ、一緒に煮てみました。

 


昆布って、昆布〆にしたりするとかなり塩辛いものだと分かります。
比較的少な目の牡蠣に、こんなに沢山昆布を使って、塩辛くならないかしら?というのが疑問でした。
でも、もともと塩気がある牡蠣だからか、バターの効果なのか、塩辛すぎるということは全然なし。
むしろ、昆布のうま味で甘く感じる!
バターのほんのりしたコクも、昆布と牡蠣によく合います。

レシピではポン酢ともみじおろしを添えるとありましたが、醤油的なものはいらない気がしました。
これ単体で十分美味しいです。
さっぱり感が欲しければレモンを絞るくらいでいいのではないかな。

昆布も柔らかく煮えており(羅臼昆布だから?)、美味しく頂けます。
バター風味が入るので、ワインにもよく合うおつまみになりました。

生牡蠣だと前菜っぽい感じで「ほかにおかずは?」と言われてしまいそうだけれど(言われてもスルーするけど)、こうするとメインディッシュに変身!
この一皿で立派な御馳走になります。
生牡蠣はさっぱりのど越しもよくて、何個でも食べられてしまいますが、こうやって味付けして加熱した牡蠣はうま味が濃厚になり、比較的少量でも満足感があるのもいいところ。


この前の週末、同じ系列のスーパーに行ったら、6月中旬にもかかわらず、また殻つき牡蠣がどっさり売っていました。
(父の日セールみたいだった。バーベキューもおすすめしていたけれど、生食も可とのこと)
冬に買う、パック入りの剥き牡蠣より断然立派。
また作ってしまいました。

牡蠣っていつ頃まで買えるのでしょうね?

コメント
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