ヘクソカズラ(屁糞葛)
<アカネ科ヘクソカズラ属>
植物には、ずいぶんな名前がついているものが多い。
これもその一つだけれど、よく見ると白いひらひらの花びらの内側が、
濃紫色の赤で、この赤いのをお灸(ヤイト)の火に例えて、
ヤイトバナとも言う。
お散歩にでかけると、垣根などに絡まってよく咲いているのを見つけます。
花は筒状で、先端が5つに分かれ、花の内側は真紅色で毛が多い。
葉や茎に不快な臭いがあり、これを屁や糞の匂いに例えて
この名前があるが、臭いと言えば・・今咲いている姿は美しく名前もカリガネソウ
があるが、こちらは草に触れただけでも、臭い!匂う!
クサギ(臭木)の花はいい匂いだし、私は葉も枝もそんなに抵抗がない。
名前と花は例えがすべてでもないな・と思う。
秋になると直径7ミリの丸い果実が固まってつき、果実をつぶすと匂いがする。
2月頃の実
また、オオトラフコガネにこだわるのだけれど・・
いつもこれがピンボケなのです。本当は超かっこいいんです。
いつか、きっと奇麗な画像で撮りたいなと思っています。
だってひげもかっこいいのに・・これじゃ見れないのですごく残念です。
アオスジアゲハもじっとしてない蝶だし、ズームでやっとこれ。
タブの木に産まれたアオスジアゲハの卵
クスノキにいたアオスジアゲハの幼虫
擬態しているアオスジアゲハの蛹(くすのき)
俳句は秋の季語木の実で、今日も勝手に選句
百年は童話の寸時木の実降る 山田 諒子