ノササゲ(野大角豆)
<マメ科ノササゲ属>
なんと言ってもこの紫色の鞘の色が、
ノササゲの魅力だ。残念ながらまだ割れてなかったので、
ブルーの種子が覗くのは見られなかったが、奇麗な紫に染まっているのに
出会えて、ラッキーだった。
つる性の多年草で茎は針金状に長く伸びる。
葉は3出複葉で互生する。
小葉は長卵形で質は薄く、裏面は白色を帯びる。
頂小葉は長さ3~15センチ、幅2~6センチある。
葉のわきから出る花序に、15~20ミリの淡黄色の蝶形の花をつける。
下は9月末に撮ったもの。
豆果は倒披針形で長さ2~5センチある。
上はまだ紫色に染まらないもの。
熟すと淡紫色になり、中に3~5個の種子がある。
以前に撮つた種子が現われた様子。
紫色の鞘に藍色の実が美しい
なかなか、この状態に出会える機会が少ないのが残念だ。