熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

芍薬の花

2005年05月30日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   何年か前に苗を地植えしたのが大きくなって今年沢山花を付けている。
   イギリスの頃、庭に一本だけ芍薬が植わっていて、急に伸びたかと思うと、美しい花を咲かせた。
   それを思い出して、牡丹をやめて芍薬に義理を立てた。
   実に優雅な花である。
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北浜流一郎氏の株談義を聞く・・・本当にあたるのか

2005年05月30日 | 経営・ビジネス
   某通信社のセミナーで、北浜氏の株談義を聞いた。
   有名な株のプロであり評論家でもあるので、どんな話が聞けるのか、楽しみに出かけた。
   北浜氏については殆ど知識はなかったが、昨年、日経マネーで、スゴ録等の技術が凄いとしてソニー株を推薦していた。ソニーショックの後でもあり、その後のソニーの経営状態を知っていたので、何故なのか、正直なところ、その分析力と評価を信用していなかった。
   概略、極めて常識的な話であり、次のような内容だったので、記録に止めておきたい。
   
   日経平均は殆ど変化しないが、構成する個々の企業は、絶えず選手交代している。
   株は時代の動きによって変化するので、中国関連株が良いと言っても中国リスクの心配が出てくれば、変えるべきで、同じことをしていてはダメである。
   しかし、変わらないものは、次の指標を見抜くべきで、この数字が良ければ優良株である。
1.1株益、即ち、1株価値。EPSが高く、上昇傾向にあるのが良い。EPSは、株の命。
2.営業利益、即ち、儲け力。
3.無借金等キャッシュ・リッチ。今後金利がアップするので備えるべき。
   これ等の数字さえ押さえて置けば、優良株は見分けられる。EPSは、株の先見力でもある。
   今後の優良株は、
1.自動車関連ビジネス、自動車は成長産業である。
2.不動産流動化ビジネス
3.人材派遣・就職情報ビジネス

   株で重要なことは、損切りが出来るかどうかで、上手く出来れば一人前。
   ズルズル持つから損をするので、8%なら8%と決めて実行せよ。

   大体そんな話であったが、多少、成長業種に異論がある。どうしても、年の所為か、バフェットの様にオールド業種と言うか、これまでの常識で見える範囲に止まっている。
   EPSで企業の先が見えると言うが、指標は総て過去の数字、何かの変化が起これば、突然上がり下がりする。
   IT革命だって、中国ブームだって、皆、何十年前から分かっていたような顔をしているが、認識したのは、ごく最近である。
   
   ガルブレイスが、経済の予測さえ不可能なのに、よく、臆面もなく株の予測をするなあ、と言っているし、大前研一氏は、評論家は、ファンダメンタルがどうだからと言って為替予測を解説しているが、いまだかって、ファンダメンタルで外為が動いた例がない、と言っている。
   当たるも八卦、当たらぬも八卦。株は面白いが、難しい。
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