熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

エコバッグの流行

2007年10月06日 | 生活随想・趣味
   CEATECの会場で、資料入れのためのエコバッグを貰った。
   これまでは、大型の社名やロゴ入り、絵が描かれたプラスチックバッグかペーパー製の手提げ袋が主体だったが、気の利いた会社は洒落たエコバッグに変えて、人気が出たのか、「本日のエコバッグの配布は終了いたしました」と立て看板を立てている。
   セミナー等の会場でも、同じ様な資料用の袋がエコバッグに変わったところもあり、写真は、これまでに貰ったエコバッグであるが、イノベーションの文字が書いてあるのが時代の流れで面白い。
   レジ袋削減に呼応した新商売として、エコバッグに力を入れ始めた会社が出ているようだが、紙の袋と違って耐用性があるので、使ってもらえれば宣伝や販売促進効果が出る。
   コットン布、ポリエステル、不織布、ビニール製など色々あるようだが、可なりしっかりして気の利いたファッション性のあるものも出てきており、使い方によっては重宝する。

   六月のソニーの株主総会でも、お土産の袋代わりに折りたたむと極小のウォークマン位の大きさになる便利な布製のバッグを貰ったが、これなど、カバンなどを持たずに外出して意図せずに買い物などした時には、便利である。

   私は、あまりカバンやバッグを持ち歩かない方だが、何年か前にセミナーだったか何かの機会に、omronから、布袋を貰ったのだが、これを大変重宝して使っている。
   A5版より少し大きめの紺色の木綿製のバッグで、簡単な手提げがついているだけだが、折りたたむと丁度ハンカチくらいの大きさになるので、常時ポケットに携帯していて、本や資料などが増えるとこれに入れて歩いているが、紙袋やプラスチックバッグよりはるかに便利でよい。
   表に、omron Sensing tomorrow と書かれているが、最初に貰った時には、意表をつかれたので、やはり京都の会社だから田舎臭いものをくれるなァと怪訝に思ったのだが、今では反省している。
   もっとも、それほど様になるものでもないので、家内は止めてくれと言っているのだが、私は、結構満足しているのである。
   LOEWEやBallyのバッグやケースを持っていても、海外で動き回っていた時には気にはならなかったが、日本では、何となく違和感を感じて使えなくなってしまったのである。

   日本には、風呂敷と言う素晴らしいラッピング文化があり、何にでもあって、日本人は重宝してきたが、最近、あまり使われなくなった。
   この風呂敷を応用して、軽くてコンパクトで機能性のある何か気の利いた手提げが生まれないかと思っている。
   繊細優美な日本の伝統芸術を生かして模様やデザインの洒落たものが出来れば重宝すると思う。

   ところで、エコバッグだが、沢山あれば良いという物ではなく、私の場合は、もう十分で、これ以上貰っても処分に困る。
   一寸したイノベーションではあったが、短命であり、これから採用しようと思っている会社は、どうするか考えた方が良いと思う。
   
コメント
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