熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

オレンジレモンの花が咲いた

2009年05月13日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   昨秋、園芸店で、実がたわわに実ったオレンジレモンの鉢植えを見つけて買った。
   実は、レモンと同じ感じだが、おしりの出っ張りの少ない楕円形で、味は、レモンのすっぱさもなく、オレンジの甘さもない中途半端な味なので魅力に欠けるのだが、ビタミンCの補給と言うつもりで、ダージリン紅茶に搾って飲んでいた。

   レモンを庭に植えたいのだが、暖地で日当たりがよく風の当たらない水捌けの良い土壌と言うことになると土地を選ぶし、第一、時には氷点下5度を割る日もあり、千葉の気候が寒すぎて、レモンには合わない。
   オレンジレモンは、オレンジとレモンの交配だとすると、多少、寒さに強いのかも知れないと思ったので、とにかく、冬の寒風を避けられる庭木の陰に、鉢を置いて一冬を過ごした。
   実際は、レモンと同じで、葉は殆ど落ちて、落葉樹のように丸裸になってしまった。
   しかし、緑がかった木や枝が健在だったので、足元に化成肥料を撒き、日を置きながら液肥を与えていたら、4月に入って、小さな棘状の芽が出たかと思ったら、少しずつ葉が大きくなり始めて、ところどころ、枝先に、薄紫色の斑点のような花の蕾がついているのに気がついた。

   花はレモンの花と同じで、花弁の裏側には、まだ、淡紅紫色が残っているので、表の白色とのツートンカラーである。
   ずっと以前に、イギリスの友人宅で見たレモンのもっと深い紫色の清楚な花に興味を持って植えようとしたのだが、レモンの種類が違っているのかも知れない。
   ところで、レモンの庭植えだが、この調子だと、葉を完全に落としても、木さえダメッジを受けることなく枯れずに越冬すれば、春になると再生して秋には実を結ぶと言うことが分かったので、挑戦しようかと思っている。
   
   丁度、庭植えのユズにも、びっしり、白い蕾がつき、同じ時期に開花しているのだが、まだ、木が小さいのか、金柑の方は、小さな葉芽が出始めたところである。
   地球温暖化で、少しずつ異変が起こっていると聞くが、しかし、ボタンの花が散ったかと思うと、入れ替わりに、芍薬の花が勢い良く咲くと言った感じで、ほんの僅かな風水や日照、気温などの変化を敏感に察知して変化を起こす自然の摂理の不思議さに驚きを感じる。

   椿の新芽に、淡い緑の柔らかな綺麗な葉が開き、一回り大きくなった。
   以前には、鉢植えの椿には、テキスト通りに肥料を株元に置いていたのだが、最近では、花後に、花用のハイポネックスなどの液肥を一週間おきくらいにしばらく与え続けた方が、効果があるような感じである。
   これから、蕾をつけ始める季節に入るので、水切れしないように、水遣りを押さえる必要があるのだが、新芽を枯らしたり、下手をすると、木まで枯らしてしまうので、注意しなければならない。
   本当は、庭植えにした方が楽なのだが、とうとう、ほかの木を切らない限り場所がなくなってしまったので、植木鉢でも変えて、変化を楽しもうかと思っている。
   新芽が広がって、庭が鬱陶しくなってきたので、少し、庭木の剪定や枝落としをしなければならない。
コメント
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