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コロナウイルス騒ぎで、この1ヶ月ほどは、自宅に釘付けで、殆ど動けない。
安倍首相の、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた全国的なスポーツや文化イベントの実施自粛要請の結果であろうか、私の場合は、観劇の方だが、上演がキャンセルされて、行けなくなっている。
最近は随分減ったのだが、それでも、国立能楽堂やコンサートホールなど東京へは月に4~5回は出かけており、近くの映画劇場へ行くことを考えれば、運動にもなっていて、趣味と実益を兼ねた娯楽でもある。
映画も良くないと言うことで、METライブビューイングでも、「アクナーテン」と「ヴォツェック」をミスってしまった。
尤も、若かりし頃のように、絶対に観たい聴きたいと思って行くほどの熱心さもなくなているので、それ程苦にはならないのだが、それでも、上演されおりながら自分が行けなくなった場合よりも、キャンセルになったという方が、諦めがつく。
外出を控えた方が良いと言うことなので、鎌倉に住んでいながら、観光客など外からの人の往来が多いので、カメラを持って、古社寺散策と言うこともままならならず、近所の散策程度で、殆ど、自宅待機の日々となる。
不思議なもので、外出と言っても、それ程大した時間でもないし頻度でもないので、影響はないはずなのだが、日頃行っていたところに行けなくなった、普通にやれていたことがやれなくなったと言うことが苦痛なのである。
殆ど遠出など外出しなくなったので、病院の予約も、定期検診など緊急を要しないものについては延期したり、高血圧症の薬を貰わなければならない乃木坂の病院については、先生にお願いして薬を出して貰って、東京に住む長女に代理取得して送って貰うことにしたので助かっている。
買い物は、大船にさえ行くのを躊躇するようになったので、コープなど近場の店舗に限られる。
その分、勢い、ネットショッピングが多くなる。
店舗で買うのが当然として買っていたものをネットで検索すると、結構安くて、すぐに調達できるのに気がついた。
やはり、庶民の悲しさで、送料が気になり、2000円以上で送料無料になるアマゾンに依存することが多くなる。
楽天が、送料無料化で物議を醸しているが、これは、ビジネスモデルの差で、逆立ちしても、楽天はアマゾンに勝てない。
商品を自社で調達して直接販売しているアマゾンなら、合理化など企業努力によっていくらでも送料無料化はできるが、そのシステムを持たずに店舗を貸ししているだけの楽天は、優越的地位を利用して出店者に送料無料化を強制しているとする独禁法違反だと言われても仕方ないはずで、楽天自社で、送料を吸収するビジネスモデルに転換しないかぎり、三木谷氏の言うような、出店者の利益を圧迫する送料無料化によって売り上げが増えて出店者が潤うなどと言うことはあり得ない。
現に、送料を無視ししても、楽天やヤフーよりも、アマゾンの方が、価格が安いケースの方が多いし、検索が容易なので、10対1位の割合で、アマゾン依存が多くなっている。
いずれにしろ、私の場合には、晴耕雨読の日々で、庭に出て春めいて咲き始めた花々に一喜一憂したり、書斎でパソコンを叩いたりDVDでオペラを観たり、居間や庭に出て、コーヒーをすすりながら読書三昧。
当分、そんな生活が続きそうである。
心配なのは、前に書いたが、新型コロナウイルス騒ぎで、人の動きが急激に激減して大きく需要が落ち込んで、GDPの6割を占める個人消費の減少は致命的であり、特に、観光関連、イベント関連、食堂や小売り実店舗などのサービス業等々の売り上げ減は瞬時に壊滅的となって、痛みは一気に中小企業や弱者に集中していて、経済の屋台骨を震撼させている。ことである。
イタリアでは、薬品や食料品店など生活必需品以外の店舗は、総て閉鎖されるという極限状態にいたっているが、日本も、実質的には、これに近い状態に直面しており、今こそ、非常事態であるから、安倍政権の今のような消極的で小規模な政府援助ではなく、もともっと大々的なケインズ政策を打ち出さない限り、事態を悪化させてしまうばかりだと思っている。
新型コロナウイルス発の経済不況を見越して、トヨタなどベースアップゼロ回答をするなど、大企業が身構え始めており、WHOが、パンデミック報道をした以上、今発表されているような軽度の経済の落ち込みの筈はなく、2008年の世界金融不況程度の経済悪化は必定で、それに匹敵する大規模な経済対策を打ち出す必要がある。
安倍首相の、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた全国的なスポーツや文化イベントの実施自粛要請の結果であろうか、私の場合は、観劇の方だが、上演がキャンセルされて、行けなくなっている。
最近は随分減ったのだが、それでも、国立能楽堂やコンサートホールなど東京へは月に4~5回は出かけており、近くの映画劇場へ行くことを考えれば、運動にもなっていて、趣味と実益を兼ねた娯楽でもある。
映画も良くないと言うことで、METライブビューイングでも、「アクナーテン」と「ヴォツェック」をミスってしまった。
尤も、若かりし頃のように、絶対に観たい聴きたいと思って行くほどの熱心さもなくなているので、それ程苦にはならないのだが、それでも、上演されおりながら自分が行けなくなった場合よりも、キャンセルになったという方が、諦めがつく。
外出を控えた方が良いと言うことなので、鎌倉に住んでいながら、観光客など外からの人の往来が多いので、カメラを持って、古社寺散策と言うこともままならならず、近所の散策程度で、殆ど、自宅待機の日々となる。
不思議なもので、外出と言っても、それ程大した時間でもないし頻度でもないので、影響はないはずなのだが、日頃行っていたところに行けなくなった、普通にやれていたことがやれなくなったと言うことが苦痛なのである。
殆ど遠出など外出しなくなったので、病院の予約も、定期検診など緊急を要しないものについては延期したり、高血圧症の薬を貰わなければならない乃木坂の病院については、先生にお願いして薬を出して貰って、東京に住む長女に代理取得して送って貰うことにしたので助かっている。
買い物は、大船にさえ行くのを躊躇するようになったので、コープなど近場の店舗に限られる。
その分、勢い、ネットショッピングが多くなる。
店舗で買うのが当然として買っていたものをネットで検索すると、結構安くて、すぐに調達できるのに気がついた。
やはり、庶民の悲しさで、送料が気になり、2000円以上で送料無料になるアマゾンに依存することが多くなる。
楽天が、送料無料化で物議を醸しているが、これは、ビジネスモデルの差で、逆立ちしても、楽天はアマゾンに勝てない。
商品を自社で調達して直接販売しているアマゾンなら、合理化など企業努力によっていくらでも送料無料化はできるが、そのシステムを持たずに店舗を貸ししているだけの楽天は、優越的地位を利用して出店者に送料無料化を強制しているとする独禁法違反だと言われても仕方ないはずで、楽天自社で、送料を吸収するビジネスモデルに転換しないかぎり、三木谷氏の言うような、出店者の利益を圧迫する送料無料化によって売り上げが増えて出店者が潤うなどと言うことはあり得ない。
現に、送料を無視ししても、楽天やヤフーよりも、アマゾンの方が、価格が安いケースの方が多いし、検索が容易なので、10対1位の割合で、アマゾン依存が多くなっている。
いずれにしろ、私の場合には、晴耕雨読の日々で、庭に出て春めいて咲き始めた花々に一喜一憂したり、書斎でパソコンを叩いたりDVDでオペラを観たり、居間や庭に出て、コーヒーをすすりながら読書三昧。
当分、そんな生活が続きそうである。
心配なのは、前に書いたが、新型コロナウイルス騒ぎで、人の動きが急激に激減して大きく需要が落ち込んで、GDPの6割を占める個人消費の減少は致命的であり、特に、観光関連、イベント関連、食堂や小売り実店舗などのサービス業等々の売り上げ減は瞬時に壊滅的となって、痛みは一気に中小企業や弱者に集中していて、経済の屋台骨を震撼させている。ことである。
イタリアでは、薬品や食料品店など生活必需品以外の店舗は、総て閉鎖されるという極限状態にいたっているが、日本も、実質的には、これに近い状態に直面しており、今こそ、非常事態であるから、安倍政権の今のような消極的で小規模な政府援助ではなく、もともっと大々的なケインズ政策を打ち出さない限り、事態を悪化させてしまうばかりだと思っている。
新型コロナウイルス発の経済不況を見越して、トヨタなどベースアップゼロ回答をするなど、大企業が身構え始めており、WHOが、パンデミック報道をした以上、今発表されているような軽度の経済の落ち込みの筈はなく、2008年の世界金融不況程度の経済悪化は必定で、それに匹敵する大規模な経済対策を打ち出す必要がある。