アファメーションを教えました 【辰巳ジャンプ】

来週の東京都交流大会に向けて練習中の辰巳ジャンプですが、体力面の成長を感じながら指導をしています。

今年のチームは体が小さくて、他チームから6年生はいないと思われていたくらいでした。当然、体力面でのハンディを常に感じながら、これまでの大会を戦ってきました。それは例えると、幼稚園で4月生まれの子と3月生まれの子の間に大きな成長差があるのと似たような感じでしょうか。

ここへきて6年生の体力が伸び、サーブやスパイクの強さがこれまでとは違ってきました。来週の試合は期待して良いと思います。


その試合・・・東京都交流大会に向けて、メンタルトレーニングを30分しました。

「アファメーション」について教えたのです。
アファメーションとは自分自身を肯定することです。
ここで文章にするのが大変なので、詳細は子ども達にお聞き下さい。

なお、チームの大人向け講座をご希望であれば、練習ができない2週間に行います。お申し出下さいませ。

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

未来へ/ kiroro

未来へ/ kiroro


2007年3月。
私は6年生を1年間担任し、卒業させた。
この子たちに卒業を祝う会で歌わせたのが『未来へ』であった。

春3月。
桜が咲き始めた卒業式。
この時の卒業式が私の前任校の総仕上げだった。
なぜなら、そこに参加した“4~6年生全員が私の直接の教え子”だったからだ。
6年生はその年の1年間、5年生と4年生は子ども達が3年生の時に担任した。
こんな巡り合わせは2度とないかもしれない。

その時の日記を公開する。

****************************

『卒業式の朝』

今、9時前。
子ども達がまだ登校してきていないので、6年担任は暇です。
なので暇つぶしに書いています。

やるべき仕事はぜ~~~~んぶテキパキと同僚のみなさんがやってくれるので、ウロウロしていてもしょうがなく、職員室でひとりなんか書いているかなってかんじ。

あ、そうだ、今日の学級通信をコピーしておきましょうか!


まずは、卒業式前に読む学級通信

『今日は世界一の卒業式にしよう!!!』

いよいよ卒業式を迎えました。
辰巳小で一番きびしい担任に受け持たれて、大変な1年間から解放されますね。

みなさんは、この1年間、「心」というものをどんどん大きくしてきました。
「心」・・・それは目には見えないものです。
しかし見ることができるものです。
どうやって見るのか?
それは、「心は心の目で見る」ことができるのです。

私に話しかけてくれる辰巳小の先生、主事さんはみんな、同じことを言ってくれます。
「今の6年生の姿を見ていると、本当に成長したなぁと思う。」
「すごく優しい気持ちが伝わってくる。」
「6年生はいつも目標に向かって前進してきた感じがする。」
「素晴らしい6年生に育ってくれた。」

君たちが、君たちの目から、声から、心から発する、何かが、
あらゆる人たちに、安心と信頼を与えてきたことは間違いない。

いよいよ卒業式である。

担任の私は期待している。願っている。
君達ならば、
「世界のあらゆる卒業式にも負けることのない、最高の卒業式を演じてくれることだろう。」と。

やろうじゃないか!
世界最高の卒業式だったと、私たちも、そして参加したすべての人たちも、口々に話さざるを得ないような卒業式を、やろうじゃないか!!!

全世界に情報を発信してきた私たちだ。
全世界が見守っていることを感じながら、やりとげようじゃないか!!!

*******************

そして、卒業式後に読む学級通信

『一隅を照らせ』

地球上の生物は、すべてがなんらかの役目を果たしていかないと調和が乱れ、滅んでしまう。自分だけが楽しければよいという、安直な時代はとっくに終っている。
みんなは将来。
「一隅を照らす」人になってほしい
一隅を照らすというのは、どんなところでもいいから、ひとつの場所(分野)に光を当てられるような働きをしていこうという志のことをいう。


男子へ・・・・・
男子は年齢があがるにつれて「実力が勝負」となる。
実力を持たない男子はみじめである。
いくら強がっても、実力が伴わない男子は悲しい運命をたどっている。
ではどうしたら実力が伴うのか?
それは我慢と努力である。
絶対に人のせいにはせずに、そしてあきらめずに、人のみていない時に、いかにして力をたくわえていくか。20才までにそれをやり切った人には、未来が洋々と開けるだろう。


女子へ・・・・・
昨日、10年前の卒業生から連絡が入った。4年間付き合った彼氏と結婚したという。
私はすかさずこういうメッセージを贈った。
あなたは覚えていないかもしれないけど、私はあなたが6年生の時にこんな話をしました。
「女子は必ず幸せになってください。あなたたちの幸せが、幸せな子どもを育てます。幸せな子どもは周りの人たちを幸せにします。それが社会の幸せになります。」

今、同じことを言いたい。どうか幸せな人生を送ってください。自分だけでなく、周りの人たち全部を幸せにすることのできる人生を勝ち取ってください。

卒業、本当に、おめでとう。 そして、さようなら・・・・・

****************************

【 卒業式終了後の日記 】

終わりました。
やはり立派な卒業式になりました。

涙をこらえて、一生懸命声を出している姿を見て、
(あ~、この子達には厳しく指導しすぎたのかな・・・・・卒業式というこの時まで頑張りすぎているな。感情に負けてもいいんだけどな・・・・・)
と思わせるほど頑張っていました。

でも、ホッとひと安心。

卒業生も在校生も本当に立派で、間違いなく「世界一の卒業式」になった!!!

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )