辰巳小学校 開校40周年記念式典



今日は前任校である辰巳小学校の「開校40周年記念式典」に参加しました。
(私は辰巳小学校の31周年から38周年まで勤務し、35周年の時には周年行事を仕切っていました。)


私がいたころからそうでしたが、入学式や卒業式のような儀式的行事の時の辰巳小学校の子ども達の態度は本当に立派です。どこへ出しても恥ずかしくない。今日も呼びかけや歌、来賓の話を聞く姿勢、どれを取ってもトップレベルにあると感じました。
小規模校ならでは、教職員の手がしっかり入っていることがよく分かります。

式典に向けてたくさん練習をしたのでしょうが、大変だけどそれで良いと思います。ひとつの節目に向けて、子ども達の力を精一杯引き出してあげようとする姿勢が良いと思います。「子どもの負担が大きい」などと言って、安易なレベルで妥協したらダメです。節度ある態度を育ててあげることが生きる力につながるはずです。


そして2年前にいろんな障害を乗り越えて頑張って発足させたPTA組織がとても雰囲気良く運営されていました。江東区のPTA連合会の中でも一つのポジションを得ていることが嬉しかった。私の友人でもある力あるK会長の手腕によるところ大であると感じます。

辰巳小PTAは「5つの目標」と「1つの方程式」と指針を掲げていて、それが何とも素晴らしい。

『5つの目標』
一、にこにこ元気にやりぬく大人!!
一、地域のよきパイプ役たれ!!
一、先生のよきサポーターたれ!!
一、親はよき理解者たれ!!
一、育児は育自

『1つの方程式』
(地域+先生+見守ってくれている人々+親)×笑顔=こどもたちの笑顔(成長)


これはぜひとも多くの学校のPTAも見習ってほしいと思いました。




さて、ここからは私の自慢話になってしまうので、そんなものは聞きたくもないという方はここまで読んだらおしまいです(笑)

40周年を記念して作成されたものの中に、たくさんの私の仕事が刻まれていました。恥ずかしさもある反面、こんなに取り上げていただけた学校の皆さんに心から感謝したいと思います。


どんなものがあったのか?


ひとつ目は記念品(お土産)の中に、私の仕事が刻まれていました。

35周年を記念して、茨城県の辰巳小学校HP協力者である「タニコーさん」に協力していただき作成したスクールキャラクター「たもちゃん」のイラスト入りグッズがたくさん作られていました。


「たもちゃん入りどら焼き」


「たもちゃん入りチョコレート+マグネット」

この他にも「たもちゃん入りコシヒカリ」や「たもちゃん入り名札」など、あらゆる記念グッズに私の仕事が刻まれていました。



メモリアルルームにもたくさんの足あとを紹介していただきました。


学校のホームページが日本のベスト8に選ばれて、読売新聞の取材を受けた時の記事です。


北海道の峰浜小学校の児童が辰巳小まで来てくれて、合同でサケの放流会を行った時の教育新聞の記事です。


辰巳ジャンプが最強だった時の東京都大会出場記念パネルも飾っていただいていて感激しました。


教職員卓球大会で優勝した時の表彰状も飾っていただきました。念願だった優勝を勝ち取った時の喜びを思い出しました。この年は東京都第3位まで勝ち上がったのです。


メモリアルルームにあったアルバム。めくってみると90%は私が撮影した写真でした。毎日コツコツと積み上げてきたホームページ運営の成果を形にしていただいて嬉しかったです。



40周年にあたって、おそらく私と今日参加したN先生にしか語れない辰巳小学校の教育の素晴らしい面を書き残しておきます。

今、辰巳小学校に残っている重要な教育活動は、ここ10年間で教員の自主的な努力で生み出してきたものばかりです。記憶の限り名前だけあげておきます。、

【S元校長が生み出したもの】
教育目標「にこにこ元気にやりぬく子」

【N先生が生み出したもの】
「多古町田植え・稲刈り体験活動」
「地域の会社との連携学習」
「臨海学校」

【K先生が生み出したもの】
「NHKとの連携」
「エコプロダクツ」
「パナソニック教育支援」

【M先生が生み出したもの】
「357号線に飾られた絵」
「PTA組織化」

【K先生が生み出したもの】
「金管バンド」

【E副校長が生み出したもの】
「東京童話会との連携」
「PTA組織化」

【私が生み出したもの・・・自分のことだから多めに】
「ホームページ」
「スクールキャラクター・たもちゃん」
「辰巳幼稚園との交流活動」
「1年-6年交流活動」
「スマイルチーム活動」
「塩浜福祉園との交流活動」
「辰巳ジャンプVC」


辰巳小関係者に読んでいただくために、これは何を意味しているのかを説明します。

私たち現場の教員が「子ども達の成長につながるにちがいない」と創意工夫して考え出した特色ある教育活動を、歴代の校長先生が「それは良いのではないか。どんどんやってみてください。」と寛大な姿勢で何でもやらせてくださったのです。教員が楽しみながら生み出したカリキュラムなのですから、子ども達が楽しくないわけがありません。

こうした自由な発想を大切にしてくれた校長がいたからこそ、30周年から40周年の10年間にたくさんの学校の教育財産が生まれたのです。人間はしめつけても何も出てきません。上からやらされているのではなく、自由にやらせてくれるからこそ他校にはない先駆的な授業ができたのです。

私は貴重な教員生活中盤戦を思う存分やらせてくださった歴代校長に心から感謝しています。

学校は、ぜひこうした歴史を大切にしていってほしいと念願しています。

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昨日も別のクラスでマインドマップが使われました!

静かな波が起こっています。
その波は静かな湖の平らな水面に小石を落としたくらいの目立たない波ですが、小さな一波が次の一波を呼び起こし、相乗作用で大きな波になるであろう予感がしています。


昨日も校内の別のクラスでマインドマップを活用した授業が行われました。
また江東区内のM小学校が行った金曜日の研究発表会で、ある先生がマインドマップを使って体育の指導をしていたという情報が私の所に入ってきました。体育の授業でどのように使われたのかすごく興味があります。私も体育系指導では辰巳ジャンプの試合でメンタルトレーニングに使いましたが、授業で使う方法を思いついた先生が現れたわけですね。

多くの先生が実践していくことで、相乗効果が生まれ、より良い活用法が生まれてくることでしょう。


これまで、「メンタルリテラシー(頭の使い方)」を教えられなかった私を含む日本の多くの先生が、ここに「マインドマップ」という非常に効果的なツールがあると気づいた時、日本は世界一の「学び大国」になることをここで予言しておきます。


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