『男子の本懐』・・・関東大震災後の政治状況と東北大震災後の政治状況を比較できる本

男子の本懐 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


私が大学生時代には先輩から必読書だと言われて学んだ一書です。
東北大震災が起こり、さらに政変が起ころうとしている今だからこそ、再読するために購入しました。

城山三郎氏の本は20代で読んでおくことをお勧めします。男の生き方に大いに刺激を与えてくれる書物が多いのです。

この「男子の本懐」は関東大震災後の政治も経済が混迷している時に、内閣総理大臣になった「浜口雄幸」と、浜口内閣で大蔵大臣を務めた「井上準之助」が主人公の歴史小説です。

「金本位制」こそが長期的に見て日本を向上させていける政策だと信じて、自分の命を内閣総理大臣また大蔵大臣という役目になげうった人生。二人とも反対勢力の凶弾に倒れてしまうという結末を迎えるのですが、一貫して自分の信念に生き切る姿は、平成の世を生きる私たちにも大いに参考になる力強さがあります。

どれだけの批判を受けようが、正しいと確信したことを貫き通すことは青年時代の特権でもあるし、青年だけでなくこの主人公二人のように、60歳を超えた人生総仕上げの時であっても、信念に生きる姿は「青年の息吹」を感じさせるわけです。


下に紹介した本も著名な一書です。あわせてご一読ください。

官僚たちの夏 (新潮文庫)
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新潮社
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先輩ママさんたちからのコメント

辰巳ジャンプ卒業生のことを記事にしましたところ、先輩ママさん方からコメント欄にお言葉をいただきました。せっかくですから表の記事にして、現役辰巳ジャンプの皆さんにも読んでもらおうと思います。


【モンチッチさんより】

ご無沙汰しております。
時々先生のブログを拝見させて頂いておりますが、今日のこの記事を見て、非常に驚き、そしてありがたく思いました。
元男子部員のことも温かく見守って下さっていることに。

T輪高校は毎年関東大会出場は当たり前に思われておりますが、今年は3年生が2人だけで、正直今年は厳しいと思われており、親子共々伝統というプレッシャーに苛まれておりました。しかし、何とか予選突破し、通算34回出場を成し遂げることができました。
今週土曜日の本戦では、相手は強豪チームではありますが、精一杯悔いのない試合をしてくれると信じております。

辰巳ジャンプもこれから楽しみですね。
陰ながら応援しております。
先生は相変わらずご多忙のようですが、くれぐれもお体には気をつけてくださいね。



【なかむらさんより】

井上先生、初めてこちらに書きますね。私も携帯にて書き込みは出来るようになりました。

井上先生の指導で自分に負けない息子になりました。毎日練習で自分の暇もないけど、根っからのバレー好きです。息子も先日形携帯を購入しました。先日のコメントを見せたいと思ってます。高校の監督も人間性にも尊敬し本人も成長しています。
今見てて、とても心に響きました。残念ながら息子は身長が伸びませんでしたが、逆にリベロになって本人の心も身体も鍛えられました。

今年から冬高バレーボールまでありますので直接の連絡先を又お伝えします。このブログの違う記事を見るたびにびっくりと感動しています。辰巳JUMPを影ながら応援してます。





お二人の息子さんたちは、関東大会でもし3回戦まで勝ち上がれば、ベスト8をかけて直接対戦することになっていました。残念ながら両チームともその前に負けてしまいましたが、今後は「インターハイ」「国体」「冬休みにやる春高バレー」に向けて、まだまだ活躍してくれることでしょう。
卒業生がみんな成長してくれて、私としては何よりも嬉しいことです。

また、途中で挫折をしている子がいても、それもまた私の心には「大丈夫、いつか違った道で活躍してくれるはず!」という期待があります。そんな卒業生は、ぜひ辰巳ジャンプのコーチとして戻ってきて下さいね!!!一緒に現役辰巳ジャンプの子どもたちを育てましょうよ!!!


関東大会男子大会の結果へリンク


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