高校女子バレー・インターハイ予選 東京決勝

先輩を応援するツアー2回目。今日はインターハイ東京都予選の決勝リーグで高2の先輩を応援するため、駒沢体育館に行きました。

応援した先輩は、辰巳ジャンプの卒部生の中でも特別の存在です。彼女の卒業の時には私から「君は将来の全日本候補だから、自分がすべてを支援してもいいと思うくらいだ。」と期待をかけたほどの逸材です。今日も共栄学園のウイングアタッカーとして全試合に出場し、見事に東京都代表を勝ち取ってくれました。

ちなみに順位は、
1位:下北沢成徳高校、2位:共栄学園高校、3位:八王子実践高校、4位:駿台学園高校でした。

現役辰巳ジャンプの子どもたちは、こんなにすごい先輩がスパイクをバンバン決めていく姿を見て、未来の自分自身のイメージをふくらませていました。ある子はこんなことを私に言いました。

「先生、辰巳ジャンプは都大会に出たことがありますか?」

もちろんあります。

「江東区大会で優勝したことはあるんですか?」

優勝したことあります。

「私たちも6年生になったら江東区で優勝したいです。東京都でも優勝したいです。全国大会にも行きたいです。」

夢や目標は大きすぎるくらいでちょうど良い。子どもたちから言い出したことですから、指導者としてはそうなるように全力を注ぎます。



それにしても、先週の応援ツアーといい、今週の代表決定戦応援ツアーといい、現役辰巳っ子に、辰巳ジャンプを卒部した先輩たちの試合を見せたことは大成功でした。バレーボールへのモチベーションは最高にアップしているようです。チョウにたとえれば、まだまだ幼虫の段階な辰巳ジャンプですが、今はじっくりたっぷりと栄養を吸収して、秋に大きなサナギになり、来年のスタートからチョウとして羽ばたけるように練習していきましょう。



ところで、今回のインターハイは、東北4県(青森・秋田・岩手・宮城)が主催することになっています。しかし、3.11の大震災の影響で、予定の修正を余儀なくされているようです。しかし、若い高校生の希望を、被災した東北の希望とすべく、開催を決定したそうです。日本の歴史に残る大災害を、スポーツ分野からも乗り越えていくための大切な大会になりそうです。

女子バレーボールは青森県八戸市が会場となります。日本復興のためにも東北支援のためにも応援に行った方がいいかな?

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「マインドマップで作文すらすらワーク」で作文指導する方法

マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館


「マインドマップで作文すらすらワーク」は私が出版に関わった大切なワークブックです。
小学館さんのご厚意で、私の名前と勤務校の名前、そして「マインドマップ公認フェロー」という肩書を表紙に入れていただき、世の中に出していただきました。

そのワークブックを使って作文指導をすることに関して、私が最先端をいかないとならない責任があると自覚しています。
学級担任をしている時は、国語のカリキュラムを進行していかなくてはならず、また、校内の研究が作文指導ではなく読解指導だったこともあり、残念ながら「すらすらワーク」を使ってていねいに作文指導をしていくことに制限がありました。


今回は辰巳ジャンプの子どもたちが相手です。なんの制約もありませんから、私の思うように指導することができます。「すらすらワーク作成者」の一人として、実践的事例をやっと世の中に出すことができます。


【先週の指導内容】
1週間前に3時間かけてマインドマップの基礎を教えました。
それは以下の流れです。

(1)自己紹介カードに文字を使わず「好きな食べ物」をかいて、みんなで自己紹介をしていく。
(2)マインドマップの小学生の事例を、メンタルリテラシーの考え方を織り込みながら紹介。
(3)進化ゲームをして体を動かす。メンタルブロックを外す。
(4)ワーク1「言葉の連想」「イメージフラッシュ」
(5)「気づき」のワーク、いろいろと。漢字の覚え方やAHA!ピクチャー。
(6)マインドマップ、7つのルール
(7)「自分の夢」をかくワーク

これで子どもたちはマインドマップをかけるようになりました。


【今日の指導内容】
作文をかけるようにするために「マインドマップで作文すらすらワーク」の使い方を指導しました。

(1)作文には「設計図」が必要だということを伝える。その設計図がマインドマップです。
(2)「すらすらワーク」の中の「もしも私が○○だったら」というワークを行う。
(3)指導者が黒板にマインドマップをかいていく。今回は「もしもボールだったら」というテーマで考えてみた。
(4)子どもたちの自由な意見を引き出しながら、指導者がマインドマップをかき、作文構想立てしていく方法を学ばせる。
(5)「5W2H+α」の質問を自分にしながらマップ化すると良いものになることを教える。
(6)マインドマップのメインブランチは「段落」にすることを教える。
(7)マインドマップにかいていないことでも思いついたら書いて良いことを伝える。
(8)逆にマインドマップにかいたことでも、必要ないと感じたら作文に書かなくて良いことを伝える。

この手順で教えました。その結果、私の予想を超えて、子どもたちは猛烈な集中力で作文を書いていきました。
3年生のAさんは鉛筆が止まらなくなり、約40分間で1200字の作文を書きあげました。40分で1200字というスピードは、6年生でもできない子がいるくらい高いレベルです。


今日は12人の子どもたちが、私の授業を受けましたが、本当にすらすらと作文を書いていました。
何人か、このブログで紹介することを了承してくれましたので、後日掲載していきます。



さて、来週は「目標実現作文」の指導をする予定です。
時間がたっぷりあるので、書けそうな子には、「すらすらワーク」には載っていない、私が編み出した「アファメーション作文(肯定的自己宣言作文)」を書く方法にチャレンジしてもらおうと思っています。


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