「また、必ず会おう」と誰もが言った 【本のお薦め】

「また、必ず会おう」と誰もが言った。
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サンマーク出版


小学校高学年から高校生までの子どもたちが読んだら参考になる本です。
または親学として思春期の子どもを育てるために読むのも良いと思います。


著者の喜多川さんはこの本によって、

「人間は良い出会いによって、それまで持っていた価値観に影響を受け、未来に向けて新しい生きる力を得ることができる」

そういうことを若者に気づいてほしかったのではないだろうかと感じます。



さらに、この本を大人が読むことによって、若い可能性に満ちた青年たちの伸びようとする芽を、

「邪魔することなく陰から見守っていきましょうよ」

と指摘してくれている感じがします。



ある高校生のあまり素直じゃない行動が、自らを苦境に追い込んでしまう内容なのですが、その失敗が「見ず知らずの人たちとの出会い」によってプラスに転じていく。その結果、その高校生はほんの数日間のうちに、まるでサナギがチョウになるかのように成長していく物語です。


喜多川さんは下記の本も著されていますので、合わせて読むことをお薦めします。
教師を職業にしている方には必読書だと言っておきます。

(小学生向き)
賢者の書(新装版)
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


(中高大学生向き)
君と会えたから・・・
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


(高校生向き)
手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


(高校生・大学生向き)
手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
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ディスカヴァー・トゥエンティワン
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