「アファメーション」を身につけつつある子どもたち

辰巳ジャンプでは6月以来、徹底した「メンタルトレーニング」をくり返してきました。

(1)「マインドマップ」を学び、文章力を鍛え、文字による自己分析やゲームプランができるようにする。

(2)スポーツ選手の「名言」を学び、自分なりの考えを持つ。

(3)「アファメーション」の活用法を学び、夢実現の方法を体得する。

(4)この指導過程を踏み、自ら学び、自ら考え、自ら行動する子どもたちに育ててきた。

考える内容がバレーボールに限定されているため、子どもたちの思考は「焦点化」されるので、自分なりの意見を持ちやすいはずです。小学生の子どもですから、教えたらすぐにできるということはありません。3カ月単位で指導目標を作り、ひとつのスキルを習得させていきます。


今日、受け取った子どもたちのノートを見て、あっと驚きました。キャプテンと副キャプテンのノートの裏表紙に写真のような言葉が書いてあったからです。

「私は日本一のエースアタッカーだ」

「私は江東区NO1のセッターだ」

これこそ基本に則った「アファメーション文」なのです。基本とは「現在形で強く象徴的に書く」ということです。このような文を書いて、毎日声を出して読む。すると自分の脳が「自動操縦」「セルフコントロール」を開始し、知らないうちに書いた内容と同じ方向に進んでいきます。


さらに今日は、アタッカーのHさんがたくさんの名言を書いてきました。どうやって調べたのか聞いてみると、ネットで検索したそうです。チームのみんなで共有財産にしたいと思いますので、すべて掲載します。

(1)大丈夫。私たちは絶対に負けない。
(2)みんながいるから、私はこんなに頑張れるんだよ。
(3)あと少し、あと一歩。最大限の力をふりしぼれ。
(4)ふりむくな。ふりむくな。後ろには夢がない。
(5)未来は自分の夢の素晴らしさを信じる人のものである。
(6)夢は現実の苗木である。
(7)夢は見るもの。希望はかなえるもの。
(8)弱気派最大の敵
(9)夢は逃げない。逃げるのは自分だ。
(10)あきらめるな。一度あきらめたら、それが習慣となる。
(11)才能とは夢を見続ける力のことである。
(12)夢が見られるなら実現できます。
(13)あきらめない奴には勝てないよ。
(14)自分自身を説得できるかどうかが成功の第一条件
(15)成功したらどうしようとは考えていますが、失敗することは全然考えないです。
(16)日々正直に行動することが成功に達する最も確実な道だ。
(17)成功ほど続いて起こるものはない。
(18)成功は結果であって目的ではない。
(19)ミスをしない選手は超一流。失敗を成功につなげる選手は一流。責任を転嫁して失敗をくり返すのが二流。三流は自分が失敗したことすら気づかない。
(20)伸びるためには、まず縮まることが必要。
(21)努力する姿は誰かが見てくれているもの。
(22)才能とは持続することである。
(23)人並みにやっていたら、人並みにしかならない。
(24)どんなに悔しくても過去は変わらない。
(25)途中であきらめちゃいけない。途中であきらめてしまったら、得るものより失うものの方がずっと多くなってしまう。


この文章を書いていると、感激で涙が出そうになりました。辰巳ジャンプの子どもたちはみんな、予選で負けたことをバネにして、自ら立ち上がってきてくれました。こんなにも私の心を理解してくれる子どもたちがいることは、指導者として最高の喜びです。子どもたちの「成長の過程」に関われることは指導者の醍醐味です。願わくば、世界中の子どもたち全員が、辰巳ジャンプの子どもたちのように夢に向かって進んでいけるようになるといいな。そういう幸せな人類社会を創るために、私は使命を果たしていくつもりです。


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