キャプテンがまとめたサーブの打ち方注意事項

辰巳ジャンプは久々の他支部遠征をしました。品川区のチームから呼んでいただいて練習試合でした。6年生チーム中心に相手をしていただき、様々な可能性を見出すことができた1日になりました。

このチームにいる一人の子が、5年前に辰巳ジャンプにいたのです。8月にこのようなメッセージをいただいたことをきっかけに、今日の練習試合が実現しました。

『昔、井上先生にバレーを教えていただいた品川のせつです。夏の自由研究でバレーボールのことを調べようと思いパソコンで検索したら先生のブログにつながりましたお元気ですか? 今、私はバックライトでがんばっています。卒業前に先生のチームと一度でいいから練習試合をしたいです!』

今日は、ご家族総出で体育館にあいさつに来てくださって、懐かしい再会をはたしました。
じつは妹さんが私にプレゼントをしてくれた記事が残っているのです!
こちらです。
「まごころ」2007年2月20日

もうひとつ。せつさんが辰巳にいた頃の記事も残っています。
ミカサ杯教育大会 総括




現在、辰巳ジャンプの5年生は9人います。4月から、ほぼ6人を個性してチーム作りをしてきましたが、ここへきて控えメンバーだった2人が急成長。特にN子さんはチームで一番背が高く、ブロック力があるため、相手のアタッカーを封じたい時には必要なメンバーです。そのN子さんが今日は大活躍。サーブはただ一人ノーミスの100%満点。自信をつけたみたいで、「次のセットも試合に出してください!」と言ってきました。

これでお尻に火がついたポジションがかぶっているN美さん。彼女もスパイクの決定力は上がってきているのです。パンチ力はチームNO1なので、これまたはずしづらい。さらに、このレギュラー争いを見ていたA海さんが、練習試合終了後に私の目をギロッとにらむ(笑)。私から、
「私をレギュラーから外すなよ、と言いたいんでしょ。」
と声をかけると、強くうなずき、
「あたりまえですっ!!!絶対コートから出ませんから!!!」
と宣言。チーム内のレギュラー争いはまさに「戦国時代」を迎え、「下克上」をねらう空気でいっぱいです。

子どもたちには、「誰も見ていない時に努力する人が一番伸びるんだよ。」と言ってあります。さあ、誰が一番努力するでしょうね?




ところで、今日の練習ノートにキャプテンが「サーブの注意」を書いてきたので、チーム内でシェアします。シェアとは分かち合うという意味です。

(1)サーブのトスを百発百中、同じところに上げること
(理由)トスがちがうところに上がってしまうと、変な形になって打たなければいけないので、サーブのトスはとても重要なことだと思います。

(2)腕を真っ直ぐ振ること
(理由)腕を右や左に振ってしまうと、サイドラインからアウトになってしまったり、ネットに引っかかってしまうので、腕をまっ削ぐ振ることは大切だと思います。

(3)腕を下まで下げずに売った場所で止めること(理由)下に振ってしまうと、サイドラインからのアウトになる可能性はとても少ないけれど、エンドラインのアウトや、ネットに引っかかるおそれは大になります。だから上で腕を下げずにあげたままにすることはとても大切だし、重要なことだと思います。

(4)打つ前には、腕、手に力を入れずに、打つ瞬間にだけ力を入れる(理由)最初から力を入れていると、打つ瞬間にいっぱい力を入れられなくなり、ネットに引っかかる回数が多くなります。なので、最初から力を入れずにやれば、力を入れなくてはいけない瞬間も、ちゃんと入れられるようになります。しかも、このことはサーブだけではなく、スパイクにも応用できることが分かりました。だから最初から力を入れるのではなく、打つ瞬間に力を入れることは大切なことだと思いました。

(5)スイングを速くする(理由)スイングが遅くなってしまうと、トスが下に落ちて来てしまって、最終的には打点が低くなってしまうので、まったくいいことはありません。でも、だからといって、スイングが速すぎてしまうと空振りをしてしまって、いいことはありません。だから、鳥栖の高さによって、スイングの速さを考えた方がいいと思います。でも、さっき書いたように、スイングが遅すぎることは速すぎるよりもいいことはないので、スイングは速いほうがいいと思います。


ここい書いた5つは、最低限やらなくてはいけないことです。私はフローターサーブだけど、サイドハンドやオーバーハンドサーブにも使えると思います。このほかにも、これをやらなければいけない、あれをやらなければいけないと、いろいろありますが、この5つのうち、できている人もいますが、できていない人も5~6人くらいいると思います。なので、できていない人もできている人も、百発百中のサーブが何回もできる!!という気持ちになるまで、何十回も続けてほしいです。


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このドリルで指導することができるようになると、子どもたちが作文を書くのが楽になります。マインドマップのかき方については、学校として私を講師に呼んで下さればお伝えさせていただきます。
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