すでに3ヶ月前、随分と季節外れになってしまいましたが (汗)、こちらの話題も早めにご紹介しておくことにしましょう。
現在も完全な状態で保存されている南部縦貫鉄道・七戸駅のイベントは、もちろん2両のレールバスが主役であることは言うまでもありませんが、除雪を担っていたDB11も自走可能なことから、小振りなボディには不釣り合いなほどの巨大なウイングを広げたユーモラスな姿を来客の前で披露してくれます。レールバスとキハ104に続いて、検修庫の扉の奥から「ブロロロ……」というエンジン音とともに颯爽と (?) 現れ、ウイングをゆっくりと広げるさまといったら……あっという間の出来事ではありましたが、何ともたまらん存在感は脳裏にこびりついて離れません (*^^*)。
そのDB11をウイングの反対側から見たのが2枚目の画像。ヘロヘロな工事用車両然とした車体に、いかにもメカニックな構造のウイングが取り付けられている様子がよく分かります。
廃線となり、もはや除雪に気を配る必要もなくなった今では、DB11の巨大なウイングが活躍する機会はもうありませんが、小さなローカル線が雪と闘う姿を再現する真冬のイベントがもしいずれ開催されるとしたら、是非訪れてみたいものだと思っています (有り得ないか……)。