
首都圏から遠い話題やレアな車両の話題が続きますが、たまには首都圏内でブラリと行ける場所の話題と参りましょう (^^)。
当ブログではたまに関鉄で現役の元国鉄キハ30・35をフィーチャーしておりまして、そこで自ずと常総線を訪れる回数が増えているのですが、超ミニ路線・竜ヶ崎線もおすすめです! 常磐線・佐貫駅の片隅から、ラッシュ時には2両、日中は1両のDCがトボトボと田園地帯を走ること数分、すぐに終点の竜ヶ崎に着いてしまうというあっけない路線ではありますが、山椒は小粒でもピリリと辛し (?)。竜ヶ崎線には竜ヶ崎線の味わいがあります。それは……非常に特殊な車両スペックに加えて、今はなき鹿島鉄道と雰囲気がかなり似ていることです。
竜ヶ崎線は唯一の途中駅・入地を含め全ての駅のホームが南西側にあり、全ての列車が常に南西側の扉を使っているだけでなく、運転席も南西側に設けられています。というわけで、北東側のドアは一体何のために設けられているのかナゾですが (和田岬線のかつての車両と同様、大幅に減らすことも可?)、転属や将来の譲渡の可能性も一応考慮しているのかも知れません。

そんな車両観察も興味深い竜ヶ崎線ですが、やはり何と言っても絶品なのは、無人駅・入地のたたずまい……(^o^)。列車の本数こそ多いものの、待合室とホームの雰囲気、そして駅名板や時刻表の形状 (時刻表は毛筆!) などなど……鹿島鉄道の無人駅を思い出さずにはいられません! また、終点の竜ヶ崎も、駅前商店街はシャッター通りと化しているのは残念ですが (-_-;)、駅だけは辛うじて街の玄関口としての気概を感じることが出来ます。関鉄の駅のお約束通り (?) 駅蕎麦&鯛焼き屋がありますし (しかもそこそこ美味い ^^)、待合室の雰囲気も古き良き地方私鉄の駅そのもの……。そして駅の脇には↑こんな感じの車庫があり、模型的な雰囲気を眺めているだけで癒されます!
ところで、1枚目の画像は初夏に訪問したときのもので、2枚目の画像は先日の訪問時のものですが、2枚目ではキハ2002がジャッキアップされて検査中で、まさにピカピカの台車が装着されようとしています……。台車など重要な部品はクレーンで釣り上げ、トラックで水海道車庫との間のやりとりをしている模様です。カメラに気付いた係員の方 (画面一番左) がこちらに向かって手を振って下さるあたり、関鉄らしいのんびりムードが表れていて良いなぁ……と思います (^^)。
それはさておき、キハ2000が検査中ということは……それが何を意味するのか既にお気づきの方もおられると思いますが、続きは改めて! (^^;