
関鉄竜ヶ崎線の帰りは我孫子で少々途中下車。キハ532を炎天下撮り続けていたもので、帰りの常磐線に乗ってふと「何か小腹を満たしたい」と思ったときに「そういえば」とひらめいたのが、我孫子駅構内・弥○軒の立ち食い蕎麦の存在です。首都圏を席巻するNRE系蕎麦の単調な味に飽き足らないむきには、「これぞ古き良き駅蕎麦」という味わいの我孫子駅蕎麦は強くお勧め出来ます (^^
当初は、蕎麦をすすってようやく一服、塩分補給も済んだのでぼちぼち帰るか……と思ったのですが、何と、ホームの先端にはちらほらと撮り鉄らしき人影が増え始め、やがてJREの腕章を付けた人々や千○県警も御登場!! 警察も巡視に現れるとは……ただものではない列車が現れそうだけれどもこれは一体……。そこで思い出したのがE655系の存在!! うおっ、これは試運転という貴重な機会に遭遇してしまった!!……というわけで撮影したのが↑の画像です (*^O^*)。

成田線方面から姿を現し、我孫子駅の中線 (3番線) でほんの少々運転停車したE655系は、信号が変わり次第すぐに上野方面へ向けて発車して行きました。なかば威圧的ですらあるほどの圧倒的な存在感を漂わせながら……。但し、VVVFの軽い音がやや拍子抜け (^^;)。

なお今回の撮影では、東急車輌からの出場試運転時には目隠しされていた御料車 (E655-1) の姿をも眼にすることができました。如何なる衝撃にもビクともしなさそうなほど巨大で分厚い窓は圧巻のひとこと……。たまたま西日が御料車の屋根で強烈に反射し、それがまたいっそう「千代に八千代に……」というムードを盛り上げていました。いやはや、やはりとてつもない車両です (汗)。
※おことわり:車体の一部の反射やゴーストをレタッチで消去しております。