地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

新ヤンゴン熱鉄記 (6) バゴーのナゾ動車・上

2014-04-02 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 バゴーにて、ネーピードーへと向けて走り去る急行31レを見送ったあとは、日陰に入ってしばし一休み。昨年の訪問時と同様、上下本線の間に挟まる側線のうちの1本にマッチ箱のような軽客車が3両留置され、既に車内は客で賑わっておりましたので、これは又しても動車がクラから出て来て連結されるシーンに立ち会えるぞ……ということで、ワクワク感が募ります (笑)。そして待つことしばし……ついにヘンなの来たぁぁっ! (*^^*) 背後の如何にも英国コテージ風なポイント扱い施設との組み合わせが、何とも不思議の国っぽいフンイキです (笑)。



 前回に当たった動車は、既に記事でご紹介しました通り、東急初代5000系のショーティー版かと思うようなナゾなヤツでしたが、今回のヤツはやけにカクカクッとした車体断面が気になる一つ目小僧です! 鉄格子ではなく窓ガラスを嵌めているところは何やら殊勝ですが……切妻面両サイドと側面のガラスをケチっているあたりが別のナゾ感・やっつけ感を盛り上げています♪ 言うなれば、SFアニメのキャラのような……(想像力不足でスミマセン)。いっぽう、下回りは前回のヤツと同じく、日本車トラックを改造したと思われるゴムタイヤ駆動です。とりあえず、客車と連結されるこちらの面は、ヘッドライトがあってもあくまで正面ではありません。では、お楽しみの正面は……また改めて。
 ちなみに、バック運転中はほとんど徒歩並みのスピードですので、2本の足でもこんな感じで追っかけ撮影出来てしまうのですが (笑)、それだけに一刻も早く席をゲットしたいオバチャンが走行中の動車に「よっこいしょ」と飛び乗るというアクロバティックな光景も見られます。まぁ、良い子は真似してはいけません (爆)。