地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄3000系 (旧国車体) を作る (6)

2014-04-27 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 かねてからシコシコシコ……と続けて来た、個人史上最凶のケツ作である相鉄3000系の製作。時間と気力を確保出来たときには一気にガーッと進むものの、総じて多忙と疲労でヤル気が出ないことの方が多いため、塗装前の下ごしらえが終わった後も例によって遅々として進まない状態が続いておりました。しかーし!今年の黄金週間は相鉄ファンにとって稀に見る祭り状態となることが明らかですので、そんなタイミングに合わせて何が何でも2連1本くらいは完成させなければならない……と思いまして、塗装やらインレタ貼りやらベンチレータ載せやら面倒臭い作業をちまちまと進めた次第です。そしてついに、モハ3001+クハ3501がほぼ落成!!バンザーイ!!(*^O^*) いやはや、GM板キットをあれこれ苦肉の策三昧で切り接ぎしたり削ったり……という、「タイプ」にもならない駄作かも知れませんが、雰囲気だけはそれなりに出せているかと存じます。好スパイスとして、以前発売された相鉄5000系鉄コレの正面サボを活用できるのも有り難いことです♪ 行先表示がなければ、下手をすると阪和線快速色の亜流?と思われてしまいますから (笑)。



 そして……狂気に満ちた妄想の産物でしかありませんが、これをやってみたかった!ロクサン特急! (^^;) これまで発売された相鉄鉄コレには特急サボ・幕の類はあろうはずもなく、南海鉄コレから拝借した次第ですが(一回り小さいサイズである方が相鉄らしいですが、ちょうど良いサイズの特急板サボステッカーがなかなかないもので……汗)、正面の雨樋を切除してカマボコ的雰囲気が増したマスクとの相性はバッチリ……だと思います。そして、これだけ特急表示がデカければ、誤乗するヤツはまずいない……と。まぁこんな感じで、もし本当に昭和30年代の段階で特急が走っており、写真として記録が残っているのであれば、私などは「超うらやましい」という怨念めいた感情を抱くでしょうが、かりに実際に存在したとしたら原則として5000系の限定運用であったものと想像します。3000系がやって来るならば「こんなボロい電車を特急に入れるなんて、遜色特急も甚だしい!」という抗議の声が殺到したに違いないでしょう (笑)。ともあれ、目出度き相鉄特急誕生の前夜祭として、へっぽこな妄想図絵でも御容赦頂ければ幸いです (^^;;)。

 ちなみに、ここまでいじる中での反省点・備忘録をいくつか……
 (1) 正面のルーバーを表現するために、元のルーバー封鎖済みモールドを撤去して、代わりに70系妻面用ルーバーを貼った次第ですが、この金属パーツのモールドが非常に浅いためか、はたまた私自身による塗装がヘタクソ厚塗りであるためか、モールドがほとんど消えてしまいましたとさ……(鬱)。
 (2) 正面の検査表記は、横着して自宅にあった国鉄用を流用 (^^;;
 (3) 行先板の相鉄5000系用ステッカーは既に数年前の製品であり、かつ鉄コレが安かろう悪かろうであった頃のものということもあり (?)、カッターで切り出そうとすると接着面でうまく分離しません。結局、印刷面だけを利用し、プラ板に薄くスチロール系接着剤を塗り (滝汗) 貼り付けることになります (-o-;)。また、印刷自体も非常に剥がれやすいため、作業に先立って半光沢を吹いて保護しておくと吉。
 (4) 避雷器は、四角いタイプのヤツが手許にないため、当面未装備です (汗
 (5) パンタはグレーに塗った方が良いのかも知れませんが、とりあえず近い将来にGMからグレーのPS13が出るとのことですので、それに換装予定です。