みなとみらい線が開通し、東横線の横浜駅高架部分から桜木町までの区間が廃止されてから早いもので10年が過ぎました。このうち、高島町~桜木町の高架につきましては、いつ実現するとも知れない遊歩道化へ向けてチンタラと整備が続いていたりいなかったり……という感じですが、一方の横浜駅高架につきましては横須賀線に場所を譲るかたちで姿を消し、東横線と一体化するかたちで西口に存在感を見せつけていた駅ビルも最近完全に解体されました。その結果、横浜駅西口からは東口の建物が丸見えになり、駅入口の背後には広々とした眺めが展開するようになりましたが、そんな西口を出入りする路線バスも駅ビル解体前と比べると変化しつつあるようです。
そこで、先日横浜で買い物をしたついでに、少々撮りバスする時間を確保しまして、ジャンジャン行き交う路線バスにカメラを向けてみました。ま、そう思い立ったのも、ヤンゴン市内の路線バスでラッピング率が激増し、やはり日本のバスは日本で標準塗装のまま走っているのが一番美しい……と思ったためでありますが (汗)。
というわけで、トップバッターは神奈中! 神奈中は最近、神奈中色の鼠を新たなマスコット・キャラクターとして定め、その愛称を募集しておりましたが、このたび正式に「かなみん」と決定した旨、神奈中のみならず小田急の車内広告でも発表されておりました。絶対「かなチュー」になるに違いないと思っていた単細胞な人間はどうやら私だけだったようで……(滝汗爆死)。まぁともあれ、神奈中は今後このキャラを使ってどんなアピールを仕掛けてくるのでしょうか?! 風の噂によりますと……(以下略 ^^;)。
それはさておき、そんな神奈中は相変わらず、ゲテノンやジェイ・バス系ボディの新車を「さすが」と唸らざるを得ない勢いでドバドバと投じ、13年前後の車齢となった車両を廃車にしたり津久井送りにしているわけで、大和(中山)所属車や舞岡所属車が姿を現す横浜駅前でも、社紋を前面に掲げたワンステ・エアロスターの割合がかなり減ったように思います。それでも少々待てばすぐに撮影出来てしまうのは、さすが台数が多い神奈中……という感じですが。1枚目の「や0122」は、2002年下半期導入のKL代ということで、あと1~2年少々の活躍でしょうか……。いっぽう2枚目の「お033」は、2006年の新年早々に導入されたPJ代ノンステップ車ということで、もうしばらくは活躍しそうですが、個人的には前ドアが幅広なノンステ車は、いくらエアロスターであるとはいってもヲタシートが狭いためイマイチですね……(汗)。