既に廃車が始まった福井鉄道200形は、ラッシュアワーにおいてこそ絶大な輸送力を発揮しますが、ラッシュが過ぎると一気に大柄な車体を持て余すのも否めない事実。そこで周知の通り福井鉄道は、2005年に一斉に廃止となった名鉄岐阜600Vの車両を、当時子会社であった誼でもらい受け、2006年の春から運用しているわけですが……以来既に8年経ったとは、本当に時の流れは早いものです (こりゃぁ~道理で自分自身のヲッサン度も増してしまうわけだぜ! ^^;)。
そんな名鉄岐阜600V軍団のうち、個人的にみて最も活躍しているように見えるのは770形。いつ訪れても (って、それほど場数を踏んでいるわけではありませんが ^^;;)、武生や北府で寝ている度合いは低く、検査時を除いてフルに動いている印象があるのですが、そもそも770形が併用軌道での低速運転と鉄道線での高速運転の両方を視野に入れて製造された車両であることから、同じような路線条件の福井鉄道においてもまさにドンピシャなハマリ役なのでしょう。
したがって、最近の福井鉄道を撮るということは、半分くらい (?) 770形を撮ることを意味しているようにも思えるのですが (んなこたぁない?)、昨年1月の撮影時においては770形の広告ラッピング度が低下しており、標準塗装姿を撮り貯めることが出来たのは嬉しいですね☆ 以前は地元紙スポンサーのQちゃん電車やら何やら、余り撮っても有難味が湧かない (ファンの方には失礼! ^^;) ラッピングも多かったなぁ……と記憶しておりますので。というわけで、標準色が増えた770形を、これからの緑が濃くなる季節でも是非撮影したいものですが (とくに併用軌道だけでなく郊外で!)、果たして何時になることやら (汗