バゴー駅の中線をユルユルと動くトラック改造(?)レールバス……その何とも間抜けで愛おしい後ろ姿を前回ご覧頂きましたが、そこで後追い撮影した正面がこれ!! シャープでイケてるデザインに見せようとして、実際のところタイムボカンシリーズの悪役メカにでも出て来そうな脱力系のツラ構えがイカしてます……♪ 眉毛っぽい飾り窓もありますし (汗)。こんな感じで何が出て来るか分からないところが、ミャンマーの地方小型レールバスめぐりの奥深さと言うべきなのでしょうが、もちろん私にはそれをキワめる時間とカネはありません (^^;)。
何はともあれ、こうして目出度くバゴーの「ブサかわいい」レールバスをまた一つ記録成功! その後は、速攻で外国人用切符を購入してこの列車……とゆーか「マッチ箱をジャラジャラ引き連れたゲテモノ」に乗って終点をきわめ、夕方バゴーに戻ってバスでヤンゴンに戻ろうというのが入国前からの計画でありました。
しかし……結局その計画をあっさり放棄して乗らず仕舞い (^^;;)。バスでヤンゴンに戻り、午後はピィ本線での活動となったのでした。何故なら……活動初日のコンピュータ大学運用が北海道キハ48×2と三セク×2であったところ、2日目の夕方には三セク×2が「三セク+キハ52」に変わっていたからです!! そこで「これは実に素晴らしい差し替えじゃ。キハ52をダニンゴンでも撮影するまたとないチャンスではないか!」と判断した次第。
ところが結果は……裏切られました (号泣)。コンピュータ大学運用のうち1運用は北海道キハ48で固定されていたものの、もう1運用は完全日替わりメニューに近い状況だったためです……。
というわけで、結果的に見れば「あー、折角バゴーまで行った以上、やっぱこのレールバスの終点まで行けば良かったなぁ……」と思っているのですが、この撮影時点ではそのようなことは夢にも思わず「よっしゃーLRBE25ゲット!次はダニンゴンでキハ52!!」とコーフンしつつ (余りの暑熱で脳味噌崩壊 ^^;)、まずは気分を落ち着かせるために駅前の茶店に入って激濃・激甘なミルクティー (ヤンゴンでは300ksするものが、バゴーまで来ると250ks) を賞味♪ その後は、前回結局ゆっくり見物出来なかった駅前商店街をスナップ撮影して歩きつつバスターミナルへ向かおうか……と思いつつ、無料サービスの雲南茶をガボガボ飲んでいたところ、昨年バゴーを観光した際に利用したバイタクの運転手氏が私の姿を目敏く発見しまして、そのままバスターミナルまで相場運賃でのご案内~となったのでした (爆)。一体何度目の訪問でバゴーの街を徒歩でめぐる機会が来るのでしょうか? (猛烈に暑いので余り歩く気分にもなれませんが。滝汗)
こんな感じで、ヤンゴン・シリーズの次回以降は、いよいよ皆様おまちかね、日本中古気動車の記録です (誰も期待してない?スミマセン)。