先日、今年の鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞が発表され、何と!福井鉄道の新型インターアーバン車両・F1000形がローレル賞を受賞したとのこと! 個人的には鉄道友の会をはじめとした如何なる鉄道系組織・サークルにも加わらず、天下御免の一匹狼として趣味活動をしているのですが (だからこそこのブログも、鉄道趣味界の片隅にひっそりと佇む庵を称しているのです ^^;)、一年に一度発表されるこの賞は、そのときどきの日本の鉄道車両の夢や方向性を示すある種の指標になっているものと理解しておりますので、それに好きな鉄道の車両が入選すると嬉しいものですね♪ いやその……先日福井鉄道でF1000形に乗ったばかりで、結構感動したものですので……。ですが、その画像整理&レタッチはまだまだこれからですので、先に1年4ヶ月以上前の画像をなるべく早く片付けてしまいましょう (汗)。というわけで、約半世紀前の発想による軌道~鉄道直通車である200形のうち、急行色をまとった大御所・203Fです! F1000形によって置き換えられる老雄の話題の振り出しがF1000形の話題ですので、少々心苦しいものもありますが……まぁ新旧交代期に相応しいカヲスなネタ振りということで (^^;;
1年4ヶ月前の福井訪問は、まずえちぜん鉄道で釣掛2101形と戯れる極上のひとときを楽しみ、西長田往復を終えた2108+2109が入庫する光景を見届けたのち、福井口駅からひたすら西に15分少々歩き、福井鉄道の併用軌道区間に至った次第。まぁ一応、単行の6101形に乗って勝山まで往復するという選択肢もありましたが、雪が少ないことから豪雪との闘いを楽しめないかな……と思いまして (ML521が動く気配もゼロですしたし ^^;)。それならば、200形が来るか否か全く見当がつかないものの、とりあえず福井に来たからには福井鉄道の車両陣にもご挨拶を……と思い、福井鉄道に転戦したのでありましたが、併用軌道に到着してビックリ! 何と……イキナリ目の前に急行色の大御所203Fが現れたではありませんか!!\(^O^)/ これはもう、誰が何と言おうと乗るしかありません♪
そこで、田原町から折り返して一旦福井駅前に入る203Fを市役所前にて撮影した後、福井駅前から戻ってきたところで乗車! 既にラッシュアワーも終わった午前中の武生行ということで、はっきり言って車内は余裕があり過ぎ、何と後ろの車両をひたすら貸切♪♪ 国鉄111系と近似の年代物シートにもたれ、DT21+MT54の組み合わせを楽しみつつ、うっすらと雪が残る田園風景をぼんやり眺めるというのは、本当に日頃の憂さを忘れる悦楽としか言い様がありません……!
こんな感じで、如何にも昭和30年代的な雰囲気を堪能したあとは北府で下車。武生から折り返して来た203Fを激写して悦に入ったのですが、この後には203Fを上回る衝撃と狂喜の出会いが展開したのでした……(つづく)。さらに先週末の福井では、又しても203Fが目の前に降臨してくれたのみならず、2014年の福井鉄道最新事情を象徴する究極の光景が展開しましたので、これもまた「鉄は熱いうちに打て」という言葉通りに鋭意アップを急がなければ……。