
旧国ボディ2連2本の離合! 嗚呼……この時代の相鉄に乗りたかったです。

モハ3005完成写真。いやはや……難産でした。

パン無し側。今さらジャンパ栓の位置が逆なことに気づき、激しく鬱……。

クハ3503。何となく歪みがあるのは、それだけ切り接ぎが過酷だから……。
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先日の相鉄さよなら赤帯撮影会は、長年沿線に住む相鉄ファンにとって誠に感慨深くツボで素晴らしいひとときであり、なおさら相鉄愛が深まろうというものです。タラタラと出掛けたところ、記念硬券入場券セットが既に「今から並んでも購入出来ません」状態となっていたことだけは痛かったですが……(汗)。
というわけで、記念品は自分で作る! (爆) 旧国ボディから6000系とほぼ近似のボディへと載せ替えられてから今年で50周年の節目を迎えた相鉄3000系をかねてからシコシコ製作していたわけですが、このうちモハ3005とクハ3503の製作について、かなりイイところまで進んでいながら多忙のため放置が続いておりました。そこで先日のイベントを目にして「これは最早放置を長引かせるわけには行かない!」とスイッチが入りまして、撮影会後某駅前通りでラーメンをすすったあとは速攻で帰宅し、一心不乱に超面倒臭い窓貼りを進めてついに完成!! 全く以て、気分がノリノリになるかならぬかでいじるスピードがこれほど変わるとは……ダメダメな私です (汗)。
今回落成分のうち、クハ3503については去る黄金週間に完成したクハ3501と同様ですので、技術力のヘボさゆえ何となく切り接ぎに伴う歪みが残っていることを除けば特筆することはとくにありません。とはいえ、本当に面倒臭かった車両がまた1両落成したということで「ふぅ~~やれやれ……」という気分です (^^;)。
いっぽうモハ3005につきましては、サハ48を電装して両運転台化・3扉化したという空前絶後の珍車ですので、いま改めてこうして完成したブツを眺めておりますと、さてどう作ってやろうか……と頭をこねくり回した記憶が蘇って参りまして、実に感慨深いですね……!あくまでマスクを活用する都合から、GM板キットのクモハ43がベースになっておりますが、正面の雨樋切除→水平な雨樋をプラ線で再現というプロセスを経て屋根をヤスリ整形したことで、無理矢理サハ48出自の車両っぽくしたつもりです。しかし……結局は、何時まで経っても初心者の域を出ないドシロウト工作のため、どうしても不格好なアラが出てしまいますね……(汗)。でもまぁ、何とかそれっぽく見えるので良しとします♪ 切り接ぎ地獄にヤスリ地獄を経て、生まれる前に消滅したため昔の画像でしか見たことがなかった一品が、こうして目の前で縮小簡略版の立体として存在していることの不可思議な幸せ……♪♪
さて残るは、ロクサンのくせに火災復旧車のためカマボコ屋根ではなく2列ガラベンを装備しているという珍車・クハ3504と、3000系の中で最も華麗な (?) 車両であったノーシルヘッダーのモハ3004 (鉄道省モハ60) ですが、これからしばらくまた多忙ですので、果たして何時完成することやら……(滝汗)。