梅雨入り直後の豪雨に見舞われまくりな今日この頃、早くも薫風の5月が懐かしい (?) ですが、その5月中旬に訪れた秩父鉄道・広瀬川原まつりのレポートが全然進んでいないのを思い出しました (滝汗)。そこで続き……ですが、今回の広瀬川原まつりにおける最大の主役はあくまでC58であったわけで、黒い貨物列車を再現した姿の神秘ぶりは約1ヶ月前となりつつある今でも未だに新鮮でワクワクするものがあります。しかし同時に、東急ファンのはしくれにとってもこの黒貨物デモ走行は感動的だったわけで……それがこの7501Fとの並びです!
勿論一般的には、この組み合わせ自体はさほど大きな興趣を呼び起こすことはないでしょう。C58と7500系の並びそのものは、相対式ホームの交換駅にて日常的に見られるということで……。恐らく、会場にいた国鉄・JRヲタのほとんどは「つまんねーの!12系など別の車両を並べてくれ!」と思っていたのかも知れません。しかし、この黒貨車編成といえば……個人的には横浜臨港線C58貨物列車の再来を思わせるわけでありまして (生まれたタイミングからして記憶はないのですが……)、1970年前後まで日々桜木町界隈で見られたような編成と (厳密には茶色いワムハチなどを交え、純粋な黒編成ではなかったでしょうけど ^^;)、1980年以後日々桜木町に顔を出していた車両が、こうして時空を超えて広瀬川原に結集していることこそ、秩父マジックの最たるものだと思うのであります。あ、7501Fの帯色が東急赤であればなお良し、ということは言うまでもないのですが (笑)。