
近鉄けいはんな線の第三軌条高速運転にブッ飛び、奈良交通の古参バスに鼻血噴出モノの興奮を覚えたあとは、大阪市営地下鉄を撮ってみました。
この日時は、mすえ50系鉄コレをゲットするため大阪市内に出たのち新幹線で相州に帰ったのでありますが、その際にはもう一つの楽しみとして、大阪市営地下鉄中央線20系を撮影しました。いやその……やはり田の字窓はそそられるわけでして……(*^^*)。しかし意外にもこの車両は新しく、1984年以後VVVFで新造された (しかも2004年以後、近鉄への直通に備えてGTOからIGBTに交換済み)という点は少々意外です (^^;)。田の字窓ですので、詳しい諸元を知るまでは絶対に1970年代製だろうと思っておりました (滝汗)。車内も何やら日立製らしく (?) 相鉄7000系っぽい雰囲気を感じますので……(まぁこの点、70年代テイストで造られた80年代の車両と理解すれば良いのでしょうか)。

そんな20系を、まずはけいはんな線内最大の撮影地である学研北生駒にて撮影したのですが(定員僅少につき注意)、折からの悪天候につき暗いことに加え、15~20分間隔アワーにまず近鉄7000系、次に新20系が来てしまいましたので、結局これを撮るまで50分ほど待つハメになってしまいました……。しかもスゲー寒いし……ヘックション! まぁ、雨に煙る竹藪バックで上手く撮れましたので良しとしますが、これもまたいずれ、ラッシュアワーにリベンジが必要かなぁと思っております (というわけで、これを改めて完璧に撮るためにも、一生に一度乗れば良いと思っていたけいはんな線を再訪する可能性が大 ^^;)。
いっぽう、当たり前のことですが、生駒から西の日中7分半間隔ゾーンであれば、20系は割と頻繁にやって来ます。しかしこの日は引き続き雨ということで、1カット上手く撮った後はさっさと退散したのですが、後で眺め返してみたところ……けいはんな線内で撮ったのと同じ編成でした (苦笑)。地下鉄中央線は、けいはんな線と同じく生まれて初めて乗ったのですが (滝汗)、何か所か曇り日に撮りやすい駅がありましたので、ここも改めてリベンジしたいと思います。
それにしても、大阪市内で再び地上に出た後、最前部にかぶりついてロケハンしていたところ、弁天町でやたらと鉄な親子連れが乗って来て、良い位置を確保していた私をガキが迷惑そうに睨んでイヤな気分になりました。そこで何故こんなに鉄い親子が乗ってくるのだろう……と後々考えてみたところ、「そういえばそうだ、交通科学博物館の閉館直前フィーバーだったのだ」ということに思い当たりました。しかし、関東人の私は過去ここを訪れたことがなく、日頃情報にも疎いもので、弁天町を地下鉄で通過しておきながら全く気づかなかったという次第。「ほんまかいな? アンタ鉄ヲタちゃうやろ!」というお叱りを受けそうですが、「まぁ通い慣れた方が別れを惜しめば一番良く、ヨソモノがわざわざ閉館寸前に押しかけることもないだろう、個人的には梅小路に期待……」ということでスミマセン (^^;)。この後は大阪港で下車し、天保山の無料渡船などという超マニアックな乗り物を利用して桜島駅に至り、これまた初の桜島線乗車を果たし、新大阪に出たのでした。
というわけで、生駒山麓のマイナー (?) だけど濃いぃ車両めぐりはこれにて終了。お楽しみ頂き誠にありがとうございました。