今永昇太
初登板で負傷退場、次にKO、その次に準ノーヒットノーランと安定感のないスタートを切ったが、終わってみれば11勝に2点台の防御率とエース格の活躍だった。
先発陣では最も安心して見ていられ、課題のスタミナも完投3回、うち完封2回と向上中。チームでは貴重なイニングを食える(こともある)先発なので、来年はもっとリリーフ陣を休ませて欲しい。
久保康友も退団することだし、意識高いけどラリってない試合後のコメントで2代目投げる哲学者の襲名も近い。引退後は語録で印税生活だ。
井納翔一
6~7回までは日本屈指の右腕だがランナーを1~2人出すと急に炎上するという特徴は今年も変わらず。
6回過ぎて二塁に進まれたら自動的に交代するスクリプトの導入が急がれたが、終盤に導入したら5回までに捕まるようになった。なぜだ。
例年と同じく黒星が先行したが、長期離脱せずたまに長いイニングを投げられ、なによりチームでは貴重な右の先発としての役割は果たした。マウンドに文字を書く習慣を腫れ物扱いする解説がたまにいるのも面白かった。
ウィーランド
前半戦は援護に恵まれない中でクオリティ・スタートを鬼のように決めまくり、降板後にチームが勝つと白星が付かないのに大はしゃぎするナイスガイぶりを披露。
後半からは4~6失点するが自らのバットで何点か返し、結果的にクオリティ・スタートという自援護を連発。全く力味の入っていないスムーズにバットが出る、天性のセンスの良さを感じさせる打撃は右の代打陣にぜひ学んで欲しい。そもそも8番投手はウィーランドの打棒を活かすため、という建前だったがもう誰でも関係なく最後まで貫き通されたのは笑った。
メジャーに帰って投手として干されたら代打で雇ってもいいんじゃなかろうか。
石田健大
開幕投手を務めるも激しく炎上、4月早々に戦線離脱と不安しかない幕開けだったが、交流戦明けに復帰すると昨年の姿を取り戻した。
シーズン前に期待されたエースの称号には物足りないものの、今永と同じく先発陣の中では安定感が際立っており、8番打者として謎の勝負強さでチャンスを広げることも稀によくあった。
スタミナの無さは当面どうしようもないが、ラミレスの目には他の先発陣も石田並のスタミナしか無いように見えるのか、6回で切り上げる場面が今年は目立った。もう少し太って山口俊と誤認させる作戦はどうだろうか。
濱口遥大
ノーコンというより荒れ球で的を絞らせず、威力のあるストレートとチェンジアップで最後まで通用した。
2ケタ勝利は立派どころかもし濱口がいなかったらと思うとゾッとする。1位で指名した柳裕也と佐々木千隼も悪くはなかったが濱口ほどフル回転はしてくれなかったわけで、ラミレスのクジ運の悪さ(良さ?)には感謝したい。
問題は来年以降も使えるかどうかだが、球威のある荒れ球とチェンジアップのコンビネーションはそもそも攻略しづらく、行けると思うのだが。
飯塚悟史
初登板からしばらくは5回くらいならなんとか抑えたが、正直言ってまだまだ一軍のレベルにはなく終盤は投げるたびに炎上した。
とはいえローテーションの一角として数度の先発を担ってくれたのはコストパフォーマンス的には大成功。
実働1年目で20歳とこれからの選手であり、悪くてもノムさんも認めた粘り打ちで打者転向の目もある。
せっかくの新潟凱旋を雨天中止で流すあたり引きが弱そうなのが気になるが。
クライン
開幕前には最も期待され鳴り物入りで入団したもののあっさり姿を消した。ぶっちゃけほとんど覚えていない。
すでに帰国しておりそのまま退団だろう。結果論だが半額で残留させられたモスコーソが残っていればもっと楽だった。
久保康友
今年は炎上していた記憶しかないがなぜか2つも貯金を作っていた勝ち運の持ち主。残念ながら退団が決まった。
中継ぎや緊急時の先発なら問題なく使えるが、本人にローテーションへのこだわりがある様子。4月の終わりに昇格した時の「広島が1位だとさっき知った。現状は把握した。打者はこれから」の異常なほどの強キャラ臭は笑った。
今永という哲学面での後継者もできたし、役目は終えた。暗黒期にわざわざFAしてきてくれてありがとう。
熊原健人
久保とともに驚異的な勝ち運でなぜか貯金2を作った。先ごろ天然キャラは親譲りと判明。
これからの選手だがとりあえず背番号1は桑原あたりに譲るつもりはないかね?
平良拳太郎
初登板初勝利を挙げるもその後は炎上を繰り返した。目下のライバル球団から2年目の有望株を強奪できただけでも数年はお釣りが来るので、その間に育ってくれれば問題ない。
他の候補に今年で解雇された江柄子裕樹もいたのだから、目先の利益を追い求めずに将来性のある平良を選んだのは大正解である。
初登板で負傷退場、次にKO、その次に準ノーヒットノーランと安定感のないスタートを切ったが、終わってみれば11勝に2点台の防御率とエース格の活躍だった。
先発陣では最も安心して見ていられ、課題のスタミナも完投3回、うち完封2回と向上中。チームでは貴重なイニングを食える(こともある)先発なので、来年はもっとリリーフ陣を休ませて欲しい。
久保康友も退団することだし、意識高いけどラリってない試合後のコメントで2代目投げる哲学者の襲名も近い。引退後は語録で印税生活だ。
井納翔一
6~7回までは日本屈指の右腕だがランナーを1~2人出すと急に炎上するという特徴は今年も変わらず。
6回過ぎて二塁に進まれたら自動的に交代するスクリプトの導入が急がれたが、終盤に導入したら5回までに捕まるようになった。なぜだ。
例年と同じく黒星が先行したが、長期離脱せずたまに長いイニングを投げられ、なによりチームでは貴重な右の先発としての役割は果たした。マウンドに文字を書く習慣を腫れ物扱いする解説がたまにいるのも面白かった。
ウィーランド
前半戦は援護に恵まれない中でクオリティ・スタートを鬼のように決めまくり、降板後にチームが勝つと白星が付かないのに大はしゃぎするナイスガイぶりを披露。
後半からは4~6失点するが自らのバットで何点か返し、結果的にクオリティ・スタートという自援護を連発。全く力味の入っていないスムーズにバットが出る、天性のセンスの良さを感じさせる打撃は右の代打陣にぜひ学んで欲しい。そもそも8番投手はウィーランドの打棒を活かすため、という建前だったがもう誰でも関係なく最後まで貫き通されたのは笑った。
メジャーに帰って投手として干されたら代打で雇ってもいいんじゃなかろうか。
石田健大
開幕投手を務めるも激しく炎上、4月早々に戦線離脱と不安しかない幕開けだったが、交流戦明けに復帰すると昨年の姿を取り戻した。
シーズン前に期待されたエースの称号には物足りないものの、今永と同じく先発陣の中では安定感が際立っており、8番打者として謎の勝負強さでチャンスを広げることも稀によくあった。
スタミナの無さは当面どうしようもないが、ラミレスの目には他の先発陣も石田並のスタミナしか無いように見えるのか、6回で切り上げる場面が今年は目立った。もう少し太って山口俊と誤認させる作戦はどうだろうか。
濱口遥大
ノーコンというより荒れ球で的を絞らせず、威力のあるストレートとチェンジアップで最後まで通用した。
2ケタ勝利は立派どころかもし濱口がいなかったらと思うとゾッとする。1位で指名した柳裕也と佐々木千隼も悪くはなかったが濱口ほどフル回転はしてくれなかったわけで、ラミレスのクジ運の悪さ(良さ?)には感謝したい。
問題は来年以降も使えるかどうかだが、球威のある荒れ球とチェンジアップのコンビネーションはそもそも攻略しづらく、行けると思うのだが。
飯塚悟史
初登板からしばらくは5回くらいならなんとか抑えたが、正直言ってまだまだ一軍のレベルにはなく終盤は投げるたびに炎上した。
とはいえローテーションの一角として数度の先発を担ってくれたのはコストパフォーマンス的には大成功。
実働1年目で20歳とこれからの選手であり、悪くてもノムさんも認めた粘り打ちで打者転向の目もある。
せっかくの新潟凱旋を雨天中止で流すあたり引きが弱そうなのが気になるが。
クライン
開幕前には最も期待され鳴り物入りで入団したもののあっさり姿を消した。ぶっちゃけほとんど覚えていない。
すでに帰国しておりそのまま退団だろう。結果論だが半額で残留させられたモスコーソが残っていればもっと楽だった。
久保康友
今年は炎上していた記憶しかないがなぜか2つも貯金を作っていた勝ち運の持ち主。残念ながら退団が決まった。
中継ぎや緊急時の先発なら問題なく使えるが、本人にローテーションへのこだわりがある様子。4月の終わりに昇格した時の「広島が1位だとさっき知った。現状は把握した。打者はこれから」の異常なほどの強キャラ臭は笑った。
今永という哲学面での後継者もできたし、役目は終えた。暗黒期にわざわざFAしてきてくれてありがとう。
熊原健人
久保とともに驚異的な勝ち運でなぜか貯金2を作った。先ごろ天然キャラは親譲りと判明。
これからの選手だがとりあえず背番号1は桑原あたりに譲るつもりはないかね?
平良拳太郎
初登板初勝利を挙げるもその後は炎上を繰り返した。目下のライバル球団から2年目の有望株を強奪できただけでも数年はお釣りが来るので、その間に育ってくれれば問題ない。
他の候補に今年で解雇された江柄子裕樹もいたのだから、目先の利益を追い求めずに将来性のある平良を選んだのは大正解である。