「1億3千万人の被害者」★★★ 6
~あらすじ~
警視庁一の真面目人間と呼ばれる鯨崎警部のもとに届いた「1億3千万人が被害者になる」という予告状。差出人はかつての冤罪事件の被害者と目され、警部は張り込みを開始する。
~感想~
「Q.E.D.証明終了」の水原警部に相当する警察側の協力者として鯨崎警部が再登場。清涼院流水みたいなタイトルからの皮肉の利いたトリックで印象に残る。
「メテオライト」★★★ 6
~あらすじ~
カザフスタンで発見された隕石落下後のクレーター。そこはロシアの宇宙基地内であり、隕石の所有権を争う両国は森羅に裁決を委ねるが、なぜか隕石の破片は1つも発見されず……。
~感想~
C.M.B.の指輪の持ち主のため、この手の依頼を受けるのは実は燈馬よりも森羅の方が自然な流れである。
隕石の所有権についての小ネタと、1つ視点をずらしたトリックが冴える一編。
「櫛野村奇譚」★★★☆ 7
~あらすじ~
スキー旅行にやってきた櫛野村で吹雪により遭難した森羅と立樹。山小屋にたどり着くが、そこは過去の櫛野村で、伝承通りにある死が迫っていた。
~感想~
「Q.E.D.」でも描かれたタイムスリップ物。こちらは奇譚としての側面が強く、トリック云々よりも話自体が面白く、正直この分量で描かれるにはもったいないほど。
「牡山羊の像」★★ 4
~あらすじ~
森羅博物館の模様替えを依頼された運送業者。業績不振にあえぐ彼は大金に目がくらみ、森羅の所有する牡山羊の像をすり替えるようそそのかされる。
~感想~
ぶっちゃけ結末はわかっているのだが騙し合いが見もの。それにしてもあのヒントは不自然すぎだろw
~あらすじ~
警視庁一の真面目人間と呼ばれる鯨崎警部のもとに届いた「1億3千万人が被害者になる」という予告状。差出人はかつての冤罪事件の被害者と目され、警部は張り込みを開始する。
~感想~
「Q.E.D.証明終了」の水原警部に相当する警察側の協力者として鯨崎警部が再登場。清涼院流水みたいなタイトルからの皮肉の利いたトリックで印象に残る。
「メテオライト」★★★ 6
~あらすじ~
カザフスタンで発見された隕石落下後のクレーター。そこはロシアの宇宙基地内であり、隕石の所有権を争う両国は森羅に裁決を委ねるが、なぜか隕石の破片は1つも発見されず……。
~感想~
C.M.B.の指輪の持ち主のため、この手の依頼を受けるのは実は燈馬よりも森羅の方が自然な流れである。
隕石の所有権についての小ネタと、1つ視点をずらしたトリックが冴える一編。
「櫛野村奇譚」★★★☆ 7
~あらすじ~
スキー旅行にやってきた櫛野村で吹雪により遭難した森羅と立樹。山小屋にたどり着くが、そこは過去の櫛野村で、伝承通りにある死が迫っていた。
~感想~
「Q.E.D.」でも描かれたタイムスリップ物。こちらは奇譚としての側面が強く、トリック云々よりも話自体が面白く、正直この分量で描かれるにはもったいないほど。
「牡山羊の像」★★ 4
~あらすじ~
森羅博物館の模様替えを依頼された運送業者。業績不振にあえぐ彼は大金に目がくらみ、森羅の所有する牡山羊の像をすり替えるようそそのかされる。
~感想~
ぶっちゃけ結末はわかっているのだが騙し合いが見もの。それにしてもあのヒントは不自然すぎだろw