東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ハイド委員長へのリトマス試験紙(1)

2006-09-16 08:44:23 | 靖国

大変な散財だった。昨夕、朝日と読売を買った。今朝は朝日と産経を買った。もうこれくらいで勘弁して欲しい。

さて、ハイドさん。あなたへ一つ質問しよう。あなたのファースト・ネームがジキルでないなら真摯に答えなさい。昨日報道されたアメリカ下院外交委員会の公聴会であなたは靖国神社遊就館の大東亜戦争の歴史展示にクレームをつけた。あなたは第二次大戦中フィリピンで下級将校としてマッカーサー司令部に所属していたと聞く。日本軍によほど怖い目に遭わされたんだろう。おおきなトラウマが残っている。PTSDの検査はしましたか。

ハイドさん、あなたはベテラン(退役軍人)だ。ニ、三年前になるか、ワシントンのスミソニアン博物館で原爆展を企画したが、退役軍人会の猛烈な反対でつぶされたことがある。その時にハイドさんはどういう態度を取ったのかね。アメリカ退役軍人会とおなじ見解なら靖国神社に文句をいうことは出来ないと思う。

現在の靖国神社は民間の一宗教法人である。その付属博物館での歴史解釈は政治の介入すべき問題ではない。まして外国人からの介入など論外である。ただ、麻生氏が主張するように将来政府機関となれば、その説明の一部には外交的配慮が必要との意見が国内にあるやに仄聞している。