東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ベビーカー

2006-09-28 21:01:17 | 社会・経済

ベビーカーとかいう代物を日本で始めて見たのはいつだったか。10年いや20年ぐらい前になるかもしれない。日本の市街地の雑踏の中を押し渡るのを見て強い印象を受けたのをおぼえている。だから具体的におぼえているのだが、チャンっぽい女で舌足らずなら行が口中にこもるような発音で「すみません、すみません」とちっとも済まなそうな顔をしないで雑踏の中を突っ切る。赤ん坊は国籍不明、どこかの国のベビーシッターかなと思った記憶がある。

昨今はいたるところでベビーカーを見るようになった。日本人は真似をするとなると素早いからね。アレと自転車に幼児を乗せる母親、よく事故の不安を感じないものだと感心する。バスにベビーカーを乗せるときも、たたまずに赤ん坊を乗せたままだ。たびたび、危険な情景を見る。アレを抱えてバスのステップに乗せようとすると、たぶん前がよく見えなくて目測を誤るのだろうが、高さが足りなくてベビーカーがバスの床に激突する。また、乱暴な母親が多いから力任せに勢いをつけているものだがら、ぶつかって反動で衝撃が後ろにくる。その反動を支えきれなくてベビーカーを抱えたまま、母親が道路に後ろ向きにひっくり返る。

最近もそういう風景を立て続けに見た。見ているほうがはっとして寒気がする。母親は平気な顔をして起き上がると再度挑戦、今度はうまくいく。赤ん坊は何も分からずきょとんとしている。母は強しだ。しかし安全のためには抱っこがいいね。おんぶだと目が届かないから人ごみではよくないだろう。デパートのエスカレータも危険だ。このほうは慎重にやっているようだが、たとえ載せ方に注意していてもエレベーターには電源停止がある。バックアップの電源に切り替わるようになっているのだろうが、急に止まると慣性の法則でつんのめるかひっくり返るかする。ベビーカーと自分の体重を支えられないと大変なことになる。

そういえば、この間地下鉄で電車にベビーカーを載せ損なって赤ん坊がこぼれそうになったのを見たよ。線路に落ちたらどうなるんだろうね。このごろの若い女は見境も無く乱暴なのが多い。


大桂馬、安倍晋三の場合

2006-09-28 09:02:38 | 社会・経済

競馬の血統の場合もっとも注意して見るのは桂馬と大桂馬である。人間で言えばおじ、おば、大おじ、大おばの戦歴と血統である。おじは叔父と伯父、おばは叔母と伯母両方を見る。大おじ、大おばの場合もおなじ。血統図で見ると桂馬飛びにあたる個体が重要である。

安倍晋三の場合、祖父の岸信介のことが紹介される。もっとも母方の祖父であるが。母方を見ると、岸信介の弟でやはり総理大臣をした佐藤栄作がいる。例の

福島県
知事の佐藤エイサクと間違えないように。彼は競馬でいえば、名牝系である。

安倍晋三の容貌を見ると肉体的なDNAは岸より佐藤栄作の面影を見る。目つきなどは特にそうだ。両方とも総理大臣になったが、経歴上の安定感という観点からは佐藤栄作のほうが上である。安倍晋三の運も戦後歴代一位か二位の長期政権だったエーちゃん並みのものがあるやもしれない。