記事を投稿すると何か間違ったことを言ってないかとか心配なものでしばらくはインターネットを覘くのだが、次のブログに公聴会出席者の発言の収録先が載っていた。PDF ファイルで各人別に分かれている。各氏の発言の一ページ目に所属する組織のレターヘッドが入っているのが分かる。発言内容を事前にプリントして提出するものとみえる(あるいは直後に)。
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/hyde091406.pdf
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/leach091406.pdf
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/gre091406.pdf
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/kot091406.pdf
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/cam091406.pdf
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/hyde091406.pdf
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/tat091406.pdf
一番上からハイド氏、リーチ氏、グリーン氏、コトラー氏、キャンベル氏そしてユキ・タツミさんの発言だ。紹介してくれたブログは
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060918
今回の成り行きはどうも中韓のロビー活動にしてやられたようだ。前回私が言った裏の工作は日本も大物ロビイストを使っているようだが、表のアピールが駄目だ。もっとも業界用語ではそれぞれ、インサイド・ロビー活動、アウトサイド・ロビー活動というらしい。
裏のロビー活動というのはどうしてもその場しのぎの法案つぶしとか、上程延期だとかの小手先の手段に限られる。表でバンバンやるべきだ。ただ、のほほんと出て行っても袋叩きに会う。ようく作戦を練ることが必要だ。問題は上手な練り手がいるかどうかだね。はなはだ心もとない。日本は慣れていないからね。
ところで、今回の動きが無視してもよいのなら頭を煩わすことも無いが、どうもかなりな危険性を孕んでいるように思われる。ここは明治の元老たちのように世界を手玉に取る知恵者が欲しい。
軍事同盟の相手としてはアメリカしかないが、これがかなりの曲者だ。じゃじゃ馬ならしのつもりでやらないと、敵の真ん中に振り落とされる。日英同盟の相手とは違う。何しろ、太平洋に覇権を確立し、中国大陸に自由に進出したいというので、目の上のタンコブだった日英同盟つぶしに狂奔したのがアメリカだからね。