滅多に感心できる記事がない日刊ゲンダイだが、今日は(地方では明日か)珍しくまっとうな記事を二つも載せている。
ひとつは閣僚人事のもたつきだ。自分の党や友党のことでこれだけもたついて、あくどさ、しぶとさで犯罪者集団といえる官僚の整理など出来るのか。こんなにモタモタしていると国民に不安と不信を与えるだろう。
もうひとつは例のCo2の25パーセント削減演説だ。民主党のマニフェストには載っているそうだが、移行期の大事な時期に最初にアピールする問題だろうか。閣僚人事をはじめ何一つ思うようにいかないのでフラストレーションがたかまり、突然発狂したように環境問題を持ち出したようだ。
もっともCO2問題を最初に世界に発信するあたりはやはり祖父と同じく友愛党・秘密結社フリーメーソンの会員なのかもしれない。
殿はなにもかも、足枷をかけられ監視下にあり、たまたま監視、引締めがおろそかだった環境問題で大見得をきったということだろう。小沢一派もまさか環境問題で大演説をするとは予想できなかったのではないか。
内容というか、25パーセントというレベルも、あの日刊ゲンダイでさえも非現実的で零細、中小企業に破壊的な影響を与えると心配している。とにかく、この時期に(時期外れに)、環境テロリストでも言いそうなイシューをシングルアウトして呼号すると、民主党の子分たちでも心配するのではないか。