総選挙後の心境を問われれば、朝日に匂う山桜花、ちがう違う、出来ちゃった婚のパカ娘を前にして戸惑うしょぼくれオヤジの心境と答える。
出来ちゃったものはしょうがねぇ、なんとか善導していかねばなるまい。
鳩山新首相(もうそう言っておこう)のCO2,25パーセント削減は結構でした。こう来なくちゃ政治家と言えない。
第一次世界大戦後、アメリカのウイルソン大統領は国際連盟設立を主導した。ところがアメリカ議会が批准を否決した。それでアメリカは最後まで非加盟国だったが、ウイルソンはシレっとした顔で大統領を続けたのだ。これでなくちゃ政治家は務まらない。
鳩山君も世界があっと驚く大風呂敷を広げたのは大出来だ。やれるところまでやるさ、最後は国民の大反対でつぶれるだろうが、それは今から気に病む必要はない。社民党の環境テロリストが環境大臣をやりたがっているそうだから、やらせるさ。実現できなかったら後で責任を取らせて切り捨てればいい。
アメリカや欧米の世界政治の主導力というのはウイルソン的なのが多い。それでいいのだ。いまだにウイルソンは国際連盟の提唱者として歴史に名が残っている。いずれにしても鳩山君の名は残るぜ。
最近では例の京都議定書、あれも最初の言いだしっぺはアメリカじゃなかったかな。国内産業界の反対があると、あっさり批准を拒否した。とにかく、国際政治ではあること、ないこと、しゃべり散らすことが先決である。
そういえば、最近のオバマ大統領は矢継ぎ早に大風呂敷を広げているね。
沖縄基地撤退もいい。給油打ち切り大いに結構、日米地位協定見直し大賛成。問題はどこに落ち着くかだ。とにかく最初に張り手をかまさないことにはインディアン・ホロコースト実行者は動かない。
さて、明日から25パーセント削減反対運動をはじめるか。