東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

政府に歴史を裁く資格なし

2010-08-11 21:40:15 | 社会・経済

今日のトップニュースは日韓併合にかんするスガ・ナオト談話のようだ。臓器移植がらみのフォローアップが少ないのはさびしいね。当ブログではまだ臓器屋の犯行を書き続けるつもりなので菅談話にはちょこっと触れるだけ。

似たような村山談話のときにだいぶ書いたとおりだが、歴史問題の「技術的問題」は職業裁判官すなわち歴史学者が扱う。歴史をどう受け止めるかは個人の良心の領域だ。言ってみれば国民が裁判人である裁判員裁判である。

国民は政治家を選出するときに歴史問題の判断を彼らにゆだねているわけではない。この辺のところを自覚していないから土民や在日に要求されると言われたことを、御用聞きの注文取りのようにコピーしてご機嫌をとる政治家がいる。

良識ある国民はそんな越権的発言は問題にしないのだが、半島の土民は民度が超ひくいから、そらお前の国の総理大臣が謝ったじゃないか、だからお前たちが間違っているとこう嵩にかかってくる。

まさに彼らの国情をあらわしている。「お上がそういっている。文句をいうな」というわけだ。官尊民卑、個人の思想の自由など一度も存在しなかった土民である。かれらが総理大臣談話とか官房長官談話を欲しがる理由がこれだ。

日本のテレビのディベート番組に出てくる在日でマイノリティ特権で国立大学の教授になっているヘン(変)じゃない、カンなんとかもそう言っていた。これで大学教授なのかね。ろくな日本語も書けないのに。

思わず知らず長くなった。最初はツイッターにして、今夜もう一本臓器屋の悪行をアップしようと思ったが、明日にしよう。

思想のいかん(左右)にかかわらず、小生の考えに反対のかたにも、政治家に歴史の裁判官になる資格がないというところまではご同意いただけるものと信じている。それとも、歴史家以上にいばって歴史問題の白黒を決める権利を投票であなたは政治家に負託しているのですか。


脅迫説得過程の完全可視化3臓器移植犯罪

2010-08-11 07:54:27 | 社会・経済

マスコミとの記者会見で、家族と臓器屋との折衝過程について、質問が集中したようだ。マスコミの諸君も問題の要点は分かっているようだ。

以下読売新聞社会面(10日);「会見では、家族が臓器提供を承諾するまでの経緯に質問が集中したが、小中節子医療本部長は・・・・・家族との会話の時期や、決断した家族が誰なのかについては明らかにしなかった」とある。

また、昨日のNHKのニュースでは小中らは「家族の同意がないとプライバシーの問題があるので具体的なこと、詳細は明らかに出来ない」と言った。

こんな不埒千万なことがあるか。万が一にも家族のほうからそういう条件がついたなら(小生はこれを疑うが)、その時点で移植はあきらめるのが当然だろう。

世間では犯罪捜査の取り調べの過程の完全可視化などというバカげたことを言う政党や政治家がいる。民主党なんかだが、かれらは国会での証人喚問(取り調べ)では逆にプライバシーという屁理屈でテレビ中継に抵抗している。

臓器屋と家族との交渉過程こそ完全可視化すべきではないか。そうでなければ何が行われているかわかったものではない。どんなにおぞましい脅迫、説得に名を借りた不正が行われているのか国民は知りえない。

次号以下で『口頭での生前の同意』なるものの問題点を論じる。また『明らかに拒否の意思表示をしていない場合』という勝手な理屈にもならない臓器屋の言い分について述べる予定。

前号までの補足だが、昨日の読売新聞によると脳死判定の五日も前に入院していた病院が臓器屋にすでに連絡していたとある。この病院長は即刻逮捕されるべきだろう。証拠隠滅をされる前に。