東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

人肉市場は出世街道19臓器移植犯罪

2010-08-30 07:54:11 | 社会・経済

臓器移植市場の拡大は国策である。病院、医師は協力すれば見返りは大きい。国から助成金を受けている病院の予算は増えるし、病院に税金が流れ込まなくて大学病院だったりすると、大学本体への私学助成金の交付にも影響するだろう。

医師個人の出世にもおおいに影響する。手術の際に患者が江戸時代のように小判切りもちを大量に先任医師、教授連中に包む慣例から考えると、レシピエントから寄付などの名目で彼らの懐に流れ込む金もバカにはなるまい。

これだけプライバシーの名目で情報が秘匿されるとあらゆるおぞましいことが起こりうる。

救急車と病院の間で万一のときには臓器提供しそうもない患者の入院を受け付けない暗黙の了解が出来よう。

脳死判定が出来る病院は大きな病院だろうからそこの院長とか先任医師は官僚のネットワークのように厚労省、医療業界をカバーするエリート・ネットワークのメンバーだろう。お互いになーなーの関係で協力し合うだろう。

また、家族が臓器移植を拒否すれば教授とか先任医師は治療にあたらず、新米かインターンに治療させるだろう。回復率、治療率に大きな差が出るのは明瞭である。

患者の家族はそれが怖いから臓器移植の「提案」を拒否することが出来ない。

小欄も情報が公開され、マスコミがその責務を果たして報道しているなら、こんなことは書かない。今のような情報の秘匿が平然と続くなら上記の疑問は現実となる。すでに実施された四例もそうではないのか。