二つの点を結ぶのは一つの直線で(ある)。もっともこういう云い方もある。「二つの直線を結ぶと一つの直線が(出来る)」。前者を直観主義といい、後者を構成主義と言うんじゃなかったかな。数理哲学では。
三つの点を結ぶと三角形が出来る。四つの点を結ぶと四角形になる。これは公理というものだベ。違ったらすぐに指摘すること。
さて、真理を「特定」するためには真理の存在する(つまり解答、解決策の存在する)範囲を作図する極点を見極めなければならない。それら極点を結ぶ線で出来る範囲内におそらく解決策がある。
円高だ、年金糞詰りだ、財政健全化だというが、いま論じられているのは一つの極点だけに焦点を当てている。しかも特定の一極点周辺をうろうろしている。ポピュリズムだからショウガナカッペか。
そんなことで先が見えるわけがない。